キャンピングカー市場の拡大
日本国内におけるキャンピングカーの魅力が高まっています。実際、2017年に行われた日本RV協会の調査によると、国内の総保有台数がついに10万台を超えたとのこと。この成長の背景には、キャンプやアウトドアレジャーの人気上昇が大きく影響していると考えられます。特に、2016年度のキャンピングカーの売上金額が、前年度の357億1,922万円を上回る365億4,291万円に達し、前年比102.3%の成長率を示しました。
下記に、そのキャンピングカー市場のトレンドを掘り下げていきましょう。特に、これから開催される『東京キャンピングカーショー2018』に注目です。このイベントは日本最大級のキャンピングカー展示会で、毎年多くの来場者を迎えています。
Tokyo Camping Car Show 2018
『東京キャンピングカーショー2018』は、7月21日(土)と22日(日)の2日間、東京ビッグサイトで開催されます。今回の開催は10周年を迎え、過去最多となる220台以上が出展予定です。これまでの実績から見ても、この数は非常に期待が高まります。出展車両には軽キャンピングカーから大型モデルまで多彩な選択肢が並び、様々なニーズに応えることができる展示会です。
今年は「グランピング」スタイルに注目した「グランピングカー」と、手軽にキャンプを楽しめるリーズナブルな「軽キャンピングカー」が特に人気を集めています。また、女子キャンプ愛好家からの支持を受け、おしゃれでインスタ映えするキャンピングカーも紹介される予定です。これらの特徴から、さまざまな層のオーディエンスにアプローチする狙いがあります。
開催概要
- - 日時:2018年7月21日(土) 10:00〜17:00、7月22日(日)10:00〜17:00
- - 会場:東京ビッグサイト 東7・8ホール
- - 予定出展車両数:約220台
- - 来場者数の見込み:25,000人(2日間)
- - 入場料:一般800円(前売)、1,000円(当日)
- - 主催:東京キャンピングカーショー2018実行委員会・テレビ朝日(予定)
観客は多彩な展示を見る機会を得られ、またアウトドア用品や各種物販の展示も楽しむことができます。特に、家族連れ向けのチビッコプレイコーナーなども設けられており、幅広い年齢層が楽しめる工夫がなされています。
注目のキャンピングカー
出展されるキャンピングカーの中で、特に注目すべき車両を紹介します。
- - スティング5.3X:キャブコンタイプ
- - レジストロ (Registro):キャブコンタイプ
- - TRAIL WORKS 520:キャンピングトレーラー
- - トラボイLBD/PROナチュラルデザインシリーズ:バンコン
それぞれの車両は、キャンプスタイルに応じた機能性やデザインが特徴です。例えば、スティング5.3Xは居住性に優れており、快適な車中泊が可能です。
このように、国内のキャンピングカー市場は多様化と進化を続けており、今後ますます注目される分野となるでしょう。『東京キャンピングカーショー2018』を通じて、多くの人々がその魅力に触れることを期待しています。