新税制適格SO登場
2026-02-10 12:45:49

BAMBOO INCUBATORが公開した新しい税制適格ストックオプション契約書

BAMBOO INCUBATORが公開した新しい税制適格ストックオプション契約書



株式会社BAMBOO INCUBATOR(以下、BAMBOO INCUBATOR)が、税制適格ストックオプション契約書の新バージョン「シン・ストックオプション」Ver2.0を発表しました。この新たなフレームワークは、スタートアップ企業に対する支援を目的とし、専門家たちが集まって開発した意義あるものです。Ver2.0は、以前のバージョンから多くの改良が施されており、今後より多くの企業が、税制に適合したストックオプションを効果的に利用できるようになることを期待しています。

新バージョンの特徴



「シン・ストックオプション」は以下のような特長を持っています。これらの改良点は、ユーザーからのフィードバックや米国のシリコンバレーでの実務経験を元に設計されています。

1. ベスティングスケジュールの見直し


  従来のモデルでは、権利の確定が年単位で行わることが多かったのに対し、新しいバージョンでは、権利確定が月単位で行われる予定であり、より頻繁に権利を取得できる仕組みとなっています。これにより、従業員や経営陣にとってインセンティブが高まり、企業の目的に向かって一緒に貢献する意欲が醸成されることを期待しています。

2. 相続権の見直し


  付与対象者が亡くなった場合のストックオプション権利行使についても、条件の明確化が図られました。相続発生時に上場やM&Aなどのイグジット要件が満たされていることが求められ、より公平な運用が考慮されています。この改革は、スタートアップ経営者のニーズを正確に反映したものです。

3. アクセラレーション条項の新設


  M&Aが現実的な選択肢となりつつある中で、この条項によりM&Aの承認がなされた場合でも、ベスティング期間中に権利の行使が可能になります。これにより、企業の成長と従業員の貢献がより密接に結びつく結果が生まれるでしょう。

4. ダウンラウンド時の調整


  ダウンラウンド調達が行われた際のストックオプションの行使価額の調整方法についても、企業側が柔軟に対応できるシステムが整えられています。これにより、企業が変化に富んだ市場環境でも、専門家がしっかりとサポートできる体制が維持されています。

専門家チームの力



新旧のコラボレーションにより、BAMBOO INCUBATORに所属する弁護士、税理士、会計士、司法書士など、多様な専門家がこのプロジェクトに参加しました。彼らの知識と経験が活かされ、税制適格ストックオプションの実務が一層わかりやすく、利用しやすくなります。これまでのストックオプション関連の契約書では専門的すぎるあまり、理解の難しい場合もありましたが、新SOではそんな難しさを解消しつつ、簡潔さを重視しています。

今後の展開



「シン・ストックオプション」のリリース後、BAMBOO INCUBATORは、引き続き公式noteを通じて新たな情報や解説を発信していく予定です。また、専門家による解説動画も提供されることで、より多くの方々に理解を深めていただける機会が増えます。

さらに、2026年には「税制適格ストックオプションの教科書」が出版される予定で、これまでの実務での知見を集大成した内容になるとのことです。スタートアップ関連の専門家にとって、必携の一冊となること間違いありません。

まとめ



BAMBOO INCUBATORが公開した「シン・ストックオプション」Ver2.0は、税制適格ストックオプション運用の新たなスタンダードとなる可能性を秘めています。スタートアップにおけるエクイティプランニングが変わるこのタイミングに、ぜひ多くの方にその価値を実感してもらいたいです。


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会社情報

会社名
株式会社BAMBOO INCUBATOR
住所
大阪府大阪市中央区今橋一丁目7番14号堺筋北浜宗田ビル8F
電話番号

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