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「柳田國男生誕150周年記念展」-「現代の妖怪談義」がみどころを凝縮！

2025年11月7日から2026年3月29日まで、香川県小豆島の妖怪美術館にて「現代の妖怪談義」展が開催されます。この特別展は、日本民俗学の父と称される柳田國男の生誕150周年を記念して行われます。柳田の故郷である兵庫県福崎町とのコラボレーションによって実現した本展は、昔の妖怪と現代の新たな妖怪たちを結びつける貴重な機会となるでしょう。

展覧会のコンセプトと背景

現代、妖怪はアニメやゲーム、SNSなど多方面で注目を集めており、「YOKAI」という言葉は海外でもそのまま使用されるほどです。このような妖怪ブームの背景には、柳田國男の存在があります。彼が初めて妖怪と出会った場所は、彼の生誕地である兵庫県福崎町です。
福崎町では、柳田の生家があることを生かして「妖怪のまち」として町おこしに取り組んでいます。これまでの交流を礎に、今般、妖怪美術館とのコラボ展示を企画しました。この展覧会では、柳田國男の業績を振り返りながら、現代に生息する新しい妖怪たちも紹介しつつ、妖怪文化の継続的な魅力を探求します。

展示内容のハイライト

1. 柳田國男と河童のガジロウ

展覧会では、柳田の幼少期を描いた展示も行います。彼の故郷に伝わる河童の伝説や、彼がどのようにして日本民俗学の道を歩んだのかをパネルで紹介します。また、福崎町のキャラクター「河童のガジロウ」にも焦点を当て、その魅力や生態を解説します。

2. 現代の妖怪談義のパネル展示

「柳田國男が現代によみがえったら？」という設定で、柳田とガジロウが現代の妖怪について対談する様子を想像し、パネル展示を行います。これにより、訪れる人々は過去の伝承と現代の妖怪文化を繋ぐ新たな視点を得ることができます。

3. スタンプラリーと特製ステッカープレゼント

会期中にはスタンプラリーも実施し、美術館内に隠れたガジロウを探し出しながら楽しむことができます。全てのスタンプを集めると特製ステッカーがもらえ、マニアにはたまらない体験が待っています。

4. コラボドリンクの提供

妖怪barでは、特製のドリンクが楽しめます。「ほっとガジロウレモネード」は、かつての妖怪たちが好む味とされるキュウリ風味のレモネード。また、アルコールを楽しむ人には「かっぱハイボール」がお勧めです。

妖怪美術館の魅力

妖怪美術館は小豆島に位置し、900体以上の妖怪造形作品が展示されています。来場者は、古民家を巡りながら、さまざまな妖怪の起源から現代の姿を堪能することができます。そして、「妖怪を世界へ」広めることを目指す独自のプロジェクトにも取り組んでいます。

最後に

「現代の妖怪談義」は、柳田國男の記念すべき150周年を祝うための特別な展示です。妖怪の歴史を掘り下げるだけではなく、今もなお進化を続けている妖怪文化を発見できる機会です。ぜひ、妖怪美術館を訪れ、その魅力を体験してみてください。

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