UTEC6号ファンド発足
2025-07-11 11:44:40

日本のサイエンスとテクノロジーの未来を切り拓くUTEC6号ファンド発足

日本のサイエンスとテクノロジーの未来を支えるUTEC6号ファンドの発足



株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)は、サイエンスおよびテクノロジーに特化したベンチャーキャピタルファンド「UTEC6号投資事業有限責任組合」の設立を発表しました。このファンドは、規模が470~500億円に達すると見込まれており、日本におけるサイエンスとテクノロジー分野の発展を強力に推進するものと期待されています。

ファンドの概要



UTECは、2004年に設立され、これまでに1,300億円超の運用資産を誇る信頼のある投資機関です。UTEC6号ファンドの設置により、同社はさらなる成長を目指します。

1. ファンドの基本情報

  • - 名称: UTEC6号投資事業有限責任組合
  • - 規模: 470~500億円(見込み)
  • - 設立日: 2025年4月30日
  • - 投資領域: ライフサイエンス&ヘルスケア、IT、フィジカルサイエンス&エンジニアリング
  • - フェーズ: シード・アーリー段階からの中長期的支援
  • - 投資規模: 1社あたり累計10〜30億円
  • - 出資者構成: 国内外の年金基金、保険会社、ソブリンウェルスファンドなどの機関投資家

2. 背景と投資戦略

現在、日本のスタートアップは、国内市場だけでなく、グローバルにも通用する持続的な成長が求められています。UTEC6号ファンドは、以下の戦略に基づき、影響力のある企業の育成を目指します:
  • - 優れたサイエンス/テクノロジーの活用
東京大学をはじめとする各種研究機関や企業と連携し、インパクトのある技術を見極めます。
  • - 強力なチームへの投資
事業の成功には、優れたマネジメントが不可欠です。製品開発や運営に適した人材を設けての支援が重視されます。
  • - グローバルな視点
国際的な挑戦を視野に入れ、世界の課題解決に寄与する企業への投資が推進されます。

UTEC6号ファンドの支援体制


UTECは、スタートアップに対してシード・アーリーステージからIPOやM&Aまで一貫した支援を行います。この包括的な支援体制により、日本発のサイエンス・テクノロジー企業を育成し、国際市場に挑む企業の成長を支援します。

支援体制の特徴

  • - 設立段階からの経営・人材・事業開発、研究開発に対する一貫した支援
  • - 日本発の技術のグローバル展開と、海外技術の日本での実装支援
  • - 大企業との連携による新事業創出の向上
  • - リスクマネジメント体制の構築

運営体制の強化


UTEC6号ファンドの設立にあたり、郷治友孝氏と坂本教晃氏がマネージングパートナーに就任しました。運営体制を強化することで、シードからIPO、M&Aまでのハンズオン支援を実施し、スタートアップを力強くサポートします。

まとめ


UTEC6号ファンドの設立は、日本のサイエンスとテクノロジー分野にとって重要な一歩です。グローバルな市場で競争できる意欲を持つ日本のスタートアップに対して、 UTおよびその支援体制がどのように貢献できるか、今後の動向に注目していきたいと思います。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ
住所
東京都文京区本郷七丁目3番1号東京大学南研究棟3階
電話番号

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。