tonariが新システム開発
2020-11-23 06:00:01

ソーシャルベンチャーtonariが3.4億円の資金調達を実現し新たな空間つなぐシステムを開発

ソーシャルベンチャーtonariが実現した新時代のコミュニケーション



東京都渋谷区に本社を構えるtonari株式会社は、3.4億円のシード資金調達を完了しました。このプロジェクトはコロナ禍を背景にしたリモートワークの普及により、特に困難を抱える在宅勤務者に新たなソリューションを提供することを目指しています。tonariの提唱する等身大で空間をつなぐシステムは、物理的には離れているが、まるで隣にいるかのような新しいコミュニケーション体験を提供することが特徴です。

資金調達の詳細



資金調達は東京に拠点を置くOne Capital株式会社が主導し、Mistletoe Japan合同会社や株式会社リバネスキャピタル、株式会社ABBALabなどが参加しました。これにより、tonari社はさらなる技術の発展とビジネス拡大を図れる環境を整えました。

コロナ禍の影響



リモートワークの普及により、孤独感や仕事とプライベートの線引きが難しくなった人々が増えています。特に営業やコンサルティング、新人研修などのクリエイティブな職域において、同じ場所でのコミュニケーションがもたらす信頼構築の重要性が再認識されています。

tonariの技術は、このような課題に対して「同じ場所にいる」感覚を提供するために開発されました。リアルタイムなコミュニケーションを可能にするために、目線を合わせる仕組みやクリアな音声、低いレーテンシーが実現されています。これにより、職場や教育現場などの空間を常時接続し、自然なコミュニケーションを促進します。

投資家の期待



Mistletoe Japan合同会社の創業者である孫 泰蔵氏は、「自然な対話」を実現するために必要な技術とデザインが詰まっているとtonariの可能性に期待を寄せています。その一方で、One CapitalのCEOだった浅田 慎二氏は、従来のビデオ会議には限界があり、tonariが提供するUXが必要とされる理由を強調しています。

高度な技術基盤



tonariを支えるシステムは、国際色豊かなエンジニアチームにより開発されました。プログラミング言語Rustを使用し、ハードウェアに近いレイヤーでのソフトウェア開発を行うことで、従来のビデオ会議システムよりもスムーズな通信を実現しています。これは、複雑なコラボレーションを必要とする現代において、非常に強力な技術だと言えるでしょう。共同創業者兼CTOである川口 良氏は、「既存の技術だけでは不十分で、システムをゼロから再設計する必要があった」と語っています。

tonariの未来



2017年に設立されたtonariは、グローバル化や人口動態の変化を受けて新たな技術的解決策を模索しています。タージ キャンベルCEOは、CO2排出や長時間通勤といった現代社会の課題を解決することで、人々をより自由に移動させる必要があると述べています。これにより、物理的な交通手段の代替となる技術が必要です。

日本国内ではすでにアーリーアダプターでの導入が進んでおり、株式会社フロンティアコンサルティングなどが実際に採用しています。今後はこの投資を通じてチームの成長を計り、日本国内でのビジネス拡大やアジア、米国への進出を目指しています。tonariの取り組みは、今後の新時代のコミュニケーションのスタンダードを築くことでしょう。

まとめ



tonariは、物理的な距離に関係なく人々を繋げることを目指しており、私たちのコミュニケーションの在り方を根本から変える可能性を秘めています。今後の展開に大きな期待が寄せられています。

会社情報

会社名
tonari株式会社
住所
東京都渋谷区
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 渋谷区 システム tonari 映像

Wiki3: 東京都 渋谷区 システム tonari 映像

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。