小田急電鉄が生成AIを導入しIR業務を革新
小田急電鉄株式会社は、株式会社Exa Enterprise AIの生成AI「exaBase IRアシスタント」を導入し、自社のIR業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することを発表しました。この導入により、同社は経営ビジョンを実現し、情報開示の質を向上させることを目指しています。
背景
小田急電鉄は「UPDATE 小田急~地域価値創造型企業にむけて~」と題した経営ビジョンを掲げ、資本コストを意識した持続可能な成長を追求しています。その中で、地域の課題解決に寄与し、新たな価値創造に取り組む方針を有しています。DX戦略を強化するために、業務の効率化を図る方法として生成AIの導入が選ばれました。これは、自社のIR部門で特化した生成AIサービスである「exaBase IRアシスタント」によって、新たな情報をより効率的に開示し、対話を強化するための取り組みです。
exaBase IRアシスタントの特徴
expoBase IRアシスタントは、AIを活用してIR面談の音声や動画データから議事録を生成し、その内容を分析する機能を提供します。また、決算報告書や株主総会用の資料から、事前に予想される質問に対する回答案を自動で作成する機能も持っています。これにより、IR部門の作業負担が大幅に軽減され、その時間をより有意義な業務に振り分けることが可能となります。
このAIは2023年10月に商用化され、既に多くの企業での導入が進んでいます。例えば、JR東日本や豊田合成、名古屋鉄道など、100社以上の企業が取り入れています。このように、幅広い業種で活用されていることからも、その需要の高さが伺えます。
企業とのパートナーシップ
さらに、Exa Enterprise AIではユーザーからのフィードバックを元に、より便利なサービスの開発を続けています。IRに関わる業務の効率化を目指しとともに、株主総会への対応やIR領域におけるAIの実装に関心を持つ企業とのパートナーシップを募集中です。これからのIR業務では、AIが不可欠な存在となることが予測されます。
最後に
小田急電鉄の生成AI導入は、企業のIR業務の効率化や情報の透明性向上に向けた重要なステップであり、今後も多くの企業がこの流れに乗ることでしょう。日本の企業がDXを進める中で、AI技術の導入はその必須事項となっていくと考えられます。興味のある企業は、トライアル利用やパートナー連携に関する問い合わせをExa Enterprise AIに行うことができます。
詳しい情報は、以下のリンクからご覧いただけます。
exaBase IRアシスタント。
会社概要
所在地:東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ファーストビル5階
設立:2023年10月
事業内容:生成AI等のテクノロジーを活用したプロダクト・サービスの開発と販売
URL:
Exa Enterprise AI
証券コード:4259
所在地:東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ファーストビル5階
設立:2016年2月
事業内容:AIを活用したサービス開発による社会課題の解決
URL:
エクサウィザーズ