フェアプレイ大賞
2014-06-04 18:00:02

心を動かすフェアプレイの物語を称える「日本フェアプレイ大賞」

心を動かすスポーツの物語を称える取り組み



日本体育協会は、2011年から「フェアプレイ」を広める活動を展開してきました。今年、彼らは新たに「日本フェアプレイ大賞」を設立し、全国から感動的なフェアプレイのストーリーを募集します。この大賞は、日常のスポーツシーンから生まれたフェアプレイに関する物語を表彰し、スポーツの持つ力を世の中に伝えることを目的としています。

大賞の概要と意義



「日本フェアプレイ大賞」は、日常のスポーツ活動におけるフェアプレイに触れた体験談を投稿する形式で、2014年6月30日から募集が開始されます。この取り組みを通じて、フェアプレイの重要性を認識し、広めることを目指しています。日本では、日常のスポーツシーンからフェアプレイを表彰する試みは初めてであり、非常に画期的です。

選考委員会は、日本体育協会理事の宇津木妙子氏が委員長を務め、陸上の元トップアスリートである為末大氏やスポーツジャーナリストなど、五名の専門家で構成されています。選ばれた作品は、特別版として漫画化され、全国の約34,000校の小中学校に配布予定です。これは、多くの子どもたちにフェアプレイの大切さを伝える絶好の機会となるでしょう。

フェアプレイを通じた社会貢献



大賞の趣旨には、ロンドンパラリンピックに出場した佐藤真海選手も賛同しており、彼はこの試みに「スペシャル・サポーター」として協力します。この協力によって、大賞の影響力はさらに広がることでしょう。どんな小さな行動でも、大切なフェアプレイの精神が広がるきっかけとなればと願っています。

応募方法と資格



「日本フェアプレイ大賞」に応募できるのは、日本在住者です。応募内容は、自身の経験したフェアプレイのストーリーであり、他者の了承を得たものであると共に、行動と精神の両面でのフェアプレイを捉えたものである必要があります。応募方法は、郵送または特設サイトからの応募が可能で、次の期限は2014年9月30日です。

フェアプレイ宣言に向けて



日本体育協会は、2020年には社会全体にフェアプレイが浸透し、世界中の人々をおもてなしできる国を目指しています。そのためには、この大賞を足がかりとして、子どもたちの間でフェアプレイの精神が広がることが必要とされています。スポーツが持つ力を信じ、新たな物語を作り出すこの取り組み。皆さんもぜひ、心温まるフェアプレイのストーリーをお寄せください。

おわりに



「日本フェアプレイ大賞」の創設を通じて、フェアプレイの重要性が再認識され、多くの人々に感動をもたらすことが期待されています。この取り組みが、日本のスポーツ文化をより豊かにし、未来を担う子どもたちへとつながることを願っています。

会社情報

会社名
公益財団法人日本体育協会
住所
東京都渋谷区神南1-1-1岸記念体育会館2階
電話番号

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