千趣会、新たな社内ポータル「数字で見るベルメゾン」を導入しデータ活用を促進

千趣会が新たに導入した社内ポータル「数字で見るベルメゾン」



千趣会は、全社員がデータを積極的に活用できる環境を整えるため、社内分析ポータル「数字で見るベルメゾン」を新たに開設しました。このポータルは、従来のデータの「見える化」を超え、社員が直感的に情報を理解しやすい「見せる化」を実現しています。従来のBIツールでは使いこなすためのスキルが求められることが多く、データの活用が一部の社員に限られてしまうという問題もありましたが、この新しいポータルは、それに向けた一歩を踏み出すものです。

「数字で見るベルメゾン」の特徴



新しいポータルには、「全社売上」、「部門別売上」、「ネット売上比」、「会員数」の4つのページが用意され、それぞれがシンプルでわかりやすいグラフィックで表示されています。これにより、日々の新規データが自動的に反映されるため、社員は最新の状況をリアルタイムで把握できます。

各ページには「詳細を見る」ボタンもあり、TIBCO Spotfireのさまざまな分析機能にアクセスできるリンクが設けられています。これにより、更に深い分析が可能になり、データを自ら掘り下げることができるようになっています。

業務効率の向上



従来は各部門の担当者が手動でデータを抽出し、集計に時間を要していましたが、TIBCOのアナリティクスプラットフォームの導入により、その業務負担が大幅に軽減されました。現場の担当者はデータの収集を行う必要がなくなったため、より重要な分析作業に労力を集中できるようになっています。

株式会社千趣会の西口浩司氏は、ポータルの導入目的について「全社員にデータ活用を促すためのインフラ作り」だと述べ、ただの見える化を超えて、社員が自ら疑問を持つ環境を创造することが重要であると強調しました。

利用者数の急増



新ブランド『BELLE MAISON DAYS(ベルメゾンデイズ)』の立ち上げと共に、このポータルへの関心が急増しました。販売や商品開発、物流などを含め、利用ユーザー数は今や500名に達しています。社内各部門が一体となってデータを活用する流れが生まれており、今後のさらなるデータ活用への期待が高まっています。

未来の展望



千趣会は、今後も「数字で見るベルメゾン」の機能を発展させていく計画です。「見せる化」から次のステップである「見たい化」を目指すことで、社員一人ひとりがデータを通じてより深い洞察を得られるような仕組みを構築していく意向を示しています。

ティブコソフトウェアについて



ティブコソフトウェアはデータ活用を促進するアナリティクス製品群を提供する企業で、TIBCO Spotfireを用いた可視化分析や帳票作成などのサービスを行っています。このソフトウェアは様々な業種での導入が進んでおり、その柔軟性と拡張性が高く評価されています。特に、製造業や小売業、金融業界など、幅広い分野で利用されています。

今後も千趣会とティブコソフトウェアがタッグを組み、データ活用のさらなる進化を促進していくことが期待されます。

会社情報

会社名
日本ティブコソフトウェア株式会社
住所
東京都新宿区西新宿1-26-2新宿野村ビル31階
電話番号
03-5324-8686

関連リンク

サードペディア百科事典: ベルメゾン 千趣会 TIBCO Spotfire

Wiki3: ベルメゾン 千趣会 TIBCO Spotfire

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。