福島県伊達市に由来する伝統的な特産品、『あんぽ柿』をテーマにした特別メニューが東京都内でついに登場します。JA全農福島は、あんぽ柿の普及を目指し、期間限定で様々なレストランと連携し、特別なあんぽ柿メニューを展開すると発表しました。この特別イベントは、2025年1月24日から2月末までの期間限定で開催され、気になるメニューが続々と登場します。
参加するレストランは、フランス料理の名店「ブラッスリー ポール・ボキューズ 大丸東京」をはじめ、「ミクニ マルノウチ」、「神田明神下 みやび」の3店舗です。特に「ブラッスリー ポール・ボキューズ 大丸東京」では、あんぽ柿をふんだんに使用した豪華なフルコースメニューが提供されます。シェフの山本尚輝氏とパティシエシェフの桑畑豊氏は、12月に福島のあんぽ柿農園と加工センターを訪問し、生産過程を体験。その際、あんぽ柿の手作りの繊細さやその自然の甘みを実感し、特別なメニューを考案しました。
また、イベント開催に伴い、特別ディナーパーティも用意されています。2025年1月24日に実施されるこのディナーパーティには、あんぽ柿を使ったアミューズからデザートまで全ての料理が揃い、まさにあんぽ柿尽くしです。特に驚きなのは、美しい飴色に仕上がったあんぽ柿がアミューズ3種やフォアグラ、鰆料理、そして豚肉料理まで幅広く使われていること。このフルコースは、1日一組の限定のため、予約必須です。
さらに、他のレストランでもユニークなメニューが提供されます。「ミクニ マルノウチ」では、あんぽ柿とウォッシュチーズのクラッカーサンドが登場し、シナモンで風味づけされたあんぽ柿の甘みと塩気のあるチーズが絶妙に融合。そして「神田明神下 みやび」では、あんぽ柿のモンブランとクリームチーズ巻きが楽しめます。これらのメニューは、ただ単にあんぽ柿を扱うだけではなく、様々な食材と組み合わせてその新たな魅力を引き出しています。
通販限定の『あんぽ柿とベリーのカッサータチーズケーキ』は、華やかな外見とリッチな味わいが特徴で、冷凍で様々な食感が楽しめるという点でも注目度が高いです。お土産や贈り物にもぴったりです。
福島のあんぽ柿は、発祥から102年を迎え、全国に愛され続けています。伊達市の理想的な気候のもと、手間を惜しまず作られるあんぽ柿は、今年も生産において高い品質を保っています。昨今の異常気象にも関わらず、生産者たちの技術と努力により、美味しさが詰まったあんぽ柿が好評を博しています。
この機会に、福島県の特産品であるあんぽ柿の新たな側面を味わい、幅広い世代にこの魅力を広げる特別なイベントを楽しんでみてはいかがでしょうか。都内の各レストランでのあんぽ柿プレゼンテーションは、皆様にとって特別な体験となることでしょう。