国境を越えた人材マッチング支援
株式会社PLUS IMPACT(シンガポール本社、代表取締役:高田 健太)が、日本でフリーランスプラットフォームのトップを誇る株式会社クラウドワークス(東京都渋谷区、代表取締役:吉田 浩一郎)との業務提携を発表しました。この提携により、企業の多様な人材ニーズに対して、迅速かつ効率的に応える新しい人材ソリューションが提供されることになります。
業務提携の背景
近年、ビジネス環境のグローバル化によって、人材の需要はますます多様化してきています。特にスタートアップ企業やソフトウェア開発企業では、「早急に人材を確保したい」「コストを抑えたい」といったニーズが強まり、その解決が求められていました。PLUS IMPACTは、新興国の人材データベースを活用し、月額18.5万円からのサービスを提供してきましたが、出社が必要な案件や日本語能力が求められるケースには十分に対応しきれないという課題がありました。
この課題を乗り越えるため、今回の提携が実現しました。独自のEOR(雇用代行)プラットフォーム「PLUS TALENT」をもつPLUS IMPACTと、クラウドワークスの大規模な人材ネットワークを活用することで、クライアントのニーズに応じた多様な人材ソリューションが可能になります。
業務提携の詳細
業務提携により、以下のようなサービスが具体化します。
1. 国内人材ネットワークへのアクセス
クラウドワークス社が提供する「クラウドワークス エージェント」と「テックダイレクト」を活用し、出社を必要とする案件やネイティブの日本語が求められる案件に対しても、適切な人材を提供可能となります。この連携により、これまで未対応だった領域での採用が実現します。
2. 相互のデータベースによるマッチング強化
PLUS IMPACTが保有する2万人以上の新興国人材データベースと、クラウドワークス社の600万人以上の国内人材ネットワークを融合させることで、より柔軟に採用ニーズに応じた人材をマッチングできます。
特にITエンジニアやWebデザイナーといった専門職においては、日本人材の1/2から1/3のコストで優秀な新興国人材を採用することができます。これにより、クライアントは即戦力となる国内人材と、コストパフォーマンスに優れた新興国人材の両方を提案されることになります。
PLUS IMPACTのビジョン
PLUS IMPACTは、「誰もが等しく自らの能力を伸ばし、活躍の機会を創出する」ことを理念に掲げ、新興国の優秀な人材を日本企業と繋げることに取り組んでいます。社会的な機会格差の解消を目指し、学ぶ機会、働く機会を提供することで、ポジティブなインパクトを日本及び新興国に広げています。
まとめ
この業務提携により、PLUS IMPACTとクラウドワークスは、それぞれの強みを生かし、企業が抱える人材課題に対して一層効果的に対応できる体制が整いました。新興国人材と日本国内人材を活用し、企業の生産性を向上させるこの取り組みは、今後の人材市場において新しい可能性をもたらすことでしょう。今後が非常に楽しみです。