立ち食いそばの魅力再発見！大船の絶品かき揚げそばに迫る

ドランク塚地のふらっと立ち食いそば

「ドランク塚地のふらっと立ち食いそば」は、塚地武雅さんが庶民の味である立ち食いそばを求めて全国を旅する番組の一環として、今回は神奈川県の大船を訪れました。ここで出会ったのは、コストパフォーマンスに優れた絶品のかき揚げそばでした。

湘南モノレールの噂

旅のスタートは湘南江の島駅。ここから乗ったのは日本でも珍しい「懸垂式」の湘南モノレール。そのユニークな車両に驚いた塚地さんは、先頭車両に乗り込み、高速で空中を漂う感覚を楽しみました。そして見えたのは壮大な富士山。

「めっちゃ富士山！」とその迫力に感動し、心躍る旅の始まりを感じました。

大船で出会った立ち食いそば屋

目的地の大船仲通商店街に到着した塚地さんが目指すのは、看板が目印の立ち食いそば屋。店主は女性で、そのしっかりとした手腕が光ります。このお店が生まれた背景は、そば好きな父の提案がきっかけで、配送業からの転身でした。

驚くべきは、開店以来同じ値段で提供され続けていること。安さの秘密は、なんと父が無給で手伝っているという家族の形。塚地さんはその話に思わず笑ってしまいます。

名物のかき揚げ

このお店の名物は、玉ねぎ・にんじん・春菊を華麗に細切りにし、高温でサッと揚げたかき揚げ。なんと一個が100円という破格の値段で提供されるこのかき揚げには、ある苦労の物語があります。最初は揚げるのが苦手で、サーターアンダギーのように固まってしまったこともあるそうですが、日々の研鑽を重ね、2、3年かけて今の形にたどり着きました。努力の結晶がここにあるのです。