CLINIC BOARD、受賞の知らせ
2018-10-03 13:48:29
CLINIC BOARDが2018年度グッドデザイン賞を受賞!医療経営を革新するサービス
CLINIC BOARDが2018年度グッドデザイン賞受賞
クリニック向け経営ダッシュボードサービス「CLINIC BOARD」が、2018年度グッドデザイン賞を受賞した。この受賞は、医療機関の経営管理に新たな道を開く重要な一歩である。
CLINIC BOARDの概要
「CLINIC BOARD」は、クリニックにおけるレセプトデータや電子カルテからの情報を簡単に分析できるシステムである。これにより、医師や医療スタッフが経営に必要なデータを手間なく得られるようになる。
従来、クリニックでは経営分析に必要なデータの取得が難しく、情報の整理に膨大な労力がかかっていた。しかし、CLINIC BOARDを導入することで、ファイルのアップロードだけで自動的に解析し、多角的なデータ分析が可能となる。
現在、全国のクリニックでは約93.4%が電子レセプトで請求業務を行っているが、そのデータが十分に活用されていないのが現状である。CLINIC BOARDは、この課題を解決するために、初めてレセプトデータを用いた経営分析を行う特許出願中のシステムとして注目を浴びている。
開発の背景
クリニックに勤務する医師は、診療業務に加え、経営やスタッフマネジメントなど多岐にわたる業務を一手に担っている。また、医療現場はIT化の推進が遅れることから、未だに紙ベースの作業が多く残っている。
このような状況を打破するため、CLINIC BOARDは誰でも使用できるシンプルで直感的なデザインに重点を置いている。特に、医療従事者の平均年齢が59.6歳であることを踏まえ、高齢者でも使いやすい設計となっている。
デザインへのこだわり
システムのデザインは、「誰でも分かり、迷わず使える」という理念のもと設計されている。グラフや視覚的な要素を取り入れ、難しい経営分析を簡単に行えるよう工夫されている。
この取り組みが評価され、2018年度のグッドデザイン賞審査員からは、「多忙なクリニックに最適化された経営管理ツールであり、シンプルなUI/UXが特に評価された」とのコメントをいただいた。
ダッシュボード機能
CLINIC BOARDの特徴は、ユーザーが必要なデータを瞬時に把握できるダッシュボード機能である。月次や日次での情報を一つの画面に集約し、ビジュアルで確認できるよう工夫されているため、数値の変動や収益予測を素早く把握できる。また、過去データとの比較から今後の医業収益の予測も可能となっており、計画的な経営が実現できる。
医療界への貢献
CLINIC BOARDは、ただのツールではなく、医療機関の質を向上させるための重要なパートナーである。医療業務にかける時間や労力を軽減することで、医師が診療に専念できる環境を整える。さらに、患者さんの継続的なフォローを行うことで、結果的に医療費の抑制にも寄与する。
まとめ
「CLINIC BOARD」は、クリニックの経営を一新する可能性を秘めたサービスであり、その評価は今後も高まることだろう。医療機関が直面する課題を解決するために、引き続き努力していく所存である。「CLINIC BOARD」を通じて、より良い医療の提供が実現することを期待したい。
会社情報
- 会社名
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ザイエンス株式会社
- 住所
- 東京都港区東新橋2-10-10東新橋ビル2F
- 電話番号
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03-5545-7051