日本航空の商談支援ツール「JamRoll」導入による業務効率化の取り組み

日本航空、商談支援AISaaS「JamRoll」を導入

日本航空株式会社（以下、JAL）が、株式会社Poeticsの商談支援ツール「JamRoll」を採用し、営業業務の効率化に取り組んでいる。JALビジネスキャリアサポートは、同社の客室乗務員や運航乗務員が出発地点で培った「マナー」「接客」「チームワーク」「コミュニケーション」といったスキルを法人向けに提供する研修プログラムを運営しており、「JamRoll」はその一環として導入された。

JamRoll導入の背景

従来、JALビジネスキャリアサポートのセールスチームでは、営業業務に関するナレッジとノウハウを蓄積する必要があった。特に、商談の内容を正確に整理し、要約することが課題だった。このような中、JALの客室乗務員は地上業務を含むさまざまな場面で活躍しており、その経験を活かしてお客様対応や研修プログラムの提案を行っている。JamRollの導入によって、商談内容の自動要約が実現し、業務効率が向上することが期待されている。

JamRollの特長

1. 高精度な文字起こし

JamRollは、電話やオンライン商談の会話を自動で録音・録画し、文字起こしを行う商談支援AISaaSである。2022年のサービス開始から、機能開発だけでなく、音声解析の研究が進められており、文字起こしの精度が高く評価されている。

2. 直感的な操作性

操作が非常にシンプルで、初めてのユーザーでもスムーズに利用可能だ。GoogleカレンダーやSlackとの自動連携機能も充実しており、会議情報の入力や文字起こしの完了確認といった手間を省くことができる。商談の振り返りや情報の共有を行うための多様な機能も搭載されている。

3. 営業組織育成への貢献

オンライン商談が一般化する中で、営業チームのコミュニケーションが減少する傾向が見られるが、JamRollを用いることで商談の録画や文字起こしが行われ、効率的にフィードバックや振り返りが実施できる。これにより、チーム内のノウハウや情報の共有が促進される。

これらの理由から、JamRollは多くの営業組織の支援を行ってきた実績があり、特にそのカスタマーサポートチームの存在が選定の決め手となった。

株式会社Poeticsの目指す方向

JALビジネスキャリアサポートは、JamRollの導入によって業務効率が改善されるだけでなく、営業メンバー間のコミュニケーション量も増加することを期待している。また、ナレッジやスキルの共有が意識されることで、より良いサービスをお客様に提供する環境を整えていく方針である。

詳細については、商談支援AISaaS「JamRoll」の公式サイトをご覧ください: JamRoll