女性クリエイターのための新たなキャリア構築を目指して
2025年3月26日、オンラインにて「W Conference」が開催されます。このイベントは、株式会社VookとCGWORLDが共催し、映像クリエイターとして活躍する女性たちのキャリアや働き方についての考察を行います。日本のジェンダーギャップ指数が146か国中118位と非常に低い状況を受けて、企業や業界の界隈で男女平等の実現が強く求められている今、女性がどのようにしてクリエイティブな分野で活躍できるのかを考える貴重な機会となることを目指しています。
背景と目的
日本の映像業界では、女性の比率が低く、働きにくい環境が存在するため、クリエイターとしてのキャリアを築く場が限られています。今回の女性クリエイターを支援するイベントは、様々なロールモデルやアドバイザーが不足している現状を打開し、若いクリエイターやこれから業界に足を踏み入れようとする女性にとっての道標を提供します。セッションでは、すでに第一線で活躍している女性たちが直面している課題や悩みを率直に共有し、それに対する解決策やリアルな体験談を聞くことができます。
開催概要
- - 日時: 2025年3月26日(水)13:00〜18:45
- - 会場: Zoom(オンライン開催)
- - 参加費: 無料(アンケート回答が必要)
- - 対象: 映像関連の仕事に従事している全ての方。クリエイターはもちろん、関連業界のバックオフィススタッフ等も対象。
- - 主催: 株式会社Vook、CGWORLD(株式会社ボーンデジタル)
- - 協賛: 株式会社マウスコンピューター、マクソンジャパン株式会社、アドビ株式会社、株式会社SSマーケット
- - 公式サイト: W Conference official site
タイムテーブルと内容
イベント当日は、さまざまな分野で活躍する女性クリエイターが登壇し、以下のようなテーマでセッションを行います。
- - Keynote(30分): VookとCGWORLDがなぜこのイベントを実施するのか、業界の課題について広く議論。
- - 仕方なくない。働きやすさは「気づく」ことから / 中根さや香氏、落葉えりか氏(60分)
- 映像業界で働く女性たちが抱える微細な違和感を共有し、それらがどのように「仕方ない」とされてしまうのかを考察。働きやすい環境を自ら作るためのステップを話し合います。
- - 女性こそプロデューサー向き?自分の人生をデザインする働き方 / 飯田佳奈子氏(60分)
- プロデューサーとしての役割に迫り、特に女性が子育てと仕事を両立させながら、どのように映像制作を続けられるかについて具体例を交えて解説します。
- - 唐草模様を描くキャリア / 久野梓氏、Rieringo氏(60分)
- 業界でのキャリアパスは直線的ではなく、多くの女性クリエイターが「思いがけない」経験を通して成長している姿を紹介。
- - 女性クリエイターなんでも相談室 Powered by マウスコンピューター(75分)
- 現役女性クリエイターが実際の悩みに応じてキャリアアップのアドバイスや相談に応じるセッション。
このような多岐にわたるセッションを通じて、参加者は自身のキャリアや働き方に新しい視点を加えられることを期待しています。
Vookについて
株式会社Vookは、映像クリエイターを無敵にすることをビジョンに掲げ、映像業界に変革をもたらすことを目指しています。映像制作に特化した日本最大級のメディアプラットフォーム『Vook』を運営するとともに、教育やキャリア支援事業にも力を入れています。様々なプロフェッショナルがサポートを受けながら、自分の可能性を広げられる環境を提供しています。今回の「W Conference」を通じて、多くの女性クリエイターが自信を持ってキャリアアップを目指すための一助となることを目指しています。