事故物件の真実
2019-11-27 11:03:39
事故物件の真実:不動産業界が明かす意外な実態とは
事故物件の真実:不動産業界が明かす意外な実態とは
事故物件に対するイメージは多くの人が持っている。暗い過去を背負い、借り手や買い手がつかないのではないかと思うのが一般的だ。このような偏見を捨て、事故物件の実態を探るために、株式会社GoodServiceが不動産業界関係者を対象にした調査が行われた。
設定した調査概要
調査は2019年11月にインターネットを通じて行われ、1120人からの回答が集められた。意外にも、調査結果は我々の考えを覆すような内容があった。多くの人が、事故物件にも関わらず借り手や買い手がつく理由を知りたがっている。
事故物件は意外と人気!?
「事故物件と呼ばれる住宅に借り手や買い手はつきますか?」という質問に対して、なんと60%以上の回答者が「はい」と答えた。この結果には驚きが隠せない。事故物件の何が人々を惹きつけるのか、理由を掘り下げてみる。
「事故物件でも良いという理由は何か?」という質問では、64.6%の人が「相場より安い」と回答し、続いて「リフォームや清掃が行き届いている」(23.2%)、「特に良い理由はない」(11.8%)という結果が得られた。おそらく、他の物件に比べて手頃な価格から投資対象としても注目されていることがうかがえる。
事故物件の定義とは
さて、一般的に事故物件とされるのはどのような物件なのか。「事故物件に当てはまるものを教えてください」との問いには、自殺や火災などの事故が起きた場合(62.4%)、殺人事件が発生した場合(48.1%)が多く挙げられた。驚くべきことに、孤独死(33.4%)や心霊現象の噂(28.7%)も含まれていることがわかった。
孤独死は事故物件扱いされない理由
興味深いのは、孤独死の物件が一般に事故物件として扱われることは少ないという現実だ。不動産従事者の70%近くが、「孤独死物件は事故物件扱いされる場合が少ない」と認識している。これは、孤独死が発見されるまでに時間がかかり、事前に事故や事件がなかった場合には告知義務が発生しにくいからだ。
後処理の難しさ
孤独死があった場合、最も大変なのは部屋の状態だ。「孤独死が起きた物件で一番大変な部屋の状態は何か?」との質問には、40.7%が「ニオイが取れない」と回答した。さらに、遺体の腐敗(32.7%)や、部屋がゴミで溢れた状態(10.6%)も大きな懸念材料となっている。
また、後処理には特殊清掃が必要で、そのために十分な準備や配慮が求められることも多い。確認のための説明も必要であり、周囲への配慮も重要だ。
まとめ
事故物件という言葉には怖いイメージがついてくるが、その実態や後処理の難しさを知ることで、冷静に判断することができる。逆に言えば、整理・清掃が適切に行われていれば、事故物件でもむしろ価値があるかもしれない。株式会社GoodServiceは、不安を抱える人々のために様々なサービスを提供しており、事故物件と呼ばれる物件に関してもサポートする体制を持っている。さあ、あなたの家も事故物件かもしれない。この調査結果を参考にして、慎重に物件選びをしてみてはいかがだろうか。
会社情報
- 会社名
-
株式会社GoodService
- 住所
- 愛知県名古屋市中区新栄2-4-5 東和パークビル西館9階
- 電話番号
-
052-242-9468