霞ヶ関キャピタル、賃貸型冷凍冷蔵倉庫ファンド「コールドブリッジ2号」を組成
霞ヶ関キャピタル株式会社は、開発用地のソーシングおよび企画立案をおこなった賃貸型冷凍冷蔵倉庫2件を対象とする私募ファンド「コールドブリッジ2号」を組成しました。同社は、2030年のフロン規制に向けた冷凍冷蔵倉庫の設備投資、冷凍食品の消費増加による冷凍冷蔵倉庫の需要拡大、そして2024年問題に起因する労働力不足、就業者の高齢化といった物流業界の課題に対応すべく、冷凍冷蔵倉庫、冷凍自動倉庫、3温度帯倉庫の開発を進めています。
本ファンドは、同社のグループノウハウを活用した物流施設開発や管理、運営を通して、中長期的な収益の維持・拡大を目指し、環境配慮型の賃貸型冷凍冷蔵倉庫を投資対象としています。
ファンド概要
- - 名称: 合同会社コールドブリッジ2号
- - 組入れ資産: 賃貸型冷凍冷蔵倉庫2件
- - 設立年月日: 2024年5月27日
- - 運用開始日: 2024年6月28日
- - ファンド出資者: ヒューリック株式会社、芙蓉総合リース株式会社、中道リース株式会社、霞ヶ関キャピタル株式会社 他
- - アセットマネージャー: 霞ヶ関キャピタル株式会社
成長戦略の加速
霞ヶ関キャピタルは、本ファンド組成を通して、投資機会を広く提供するとともに、投資価値の最大化を図ります。さらに、同社が企画・開発を進める各アセットタイプにおいても同様にファンド組成を進めることで、AUMを積み上げ、安定収益の拡充を加速させるという成長戦略を強化していく方針です。
収益への貢献
本件ファンド組成に係る取引の売上は、ファンドセットアップ報酬、アセットマネジメント報酬等で構成され、2024年8月期連結業績予想に織り込み済みです。同社は、本ファンドより受領するアセットマネジメント報酬を、長期安定的に収益貢献する成果報酬志向型ファンドマネージャーのビジネスモデルとして捉え、将来にわたって業績および企業価値の向上に資するものと考えています。
賃貸型冷凍冷蔵倉庫への注目
近年、物流業界では、人口減少による労働力不足や、EC市場の拡大による物流需要の増加が課題となっています。こうした状況下で、省人化・効率化が可能な冷凍冷蔵倉庫への注目が高まっています。霞ヶ関キャピタルは、これらの課題解決に貢献する賃貸型冷凍冷蔵倉庫の開発・運営を通して、社会貢献と収益拡大の両立を目指しています。
霞ヶ関キャピタル株式会社について
霞ヶ関キャピタル株式会社は、2011年9月設立の不動産コンサルティング会社です。物流施設開発、ホテル開発、ヘルスケア施設開発、海外事業など、多岐にわたる事業を展開しています。