看板型デザイン自販機「bord station」導入の背景
2021年7月28日、JA北河内が全支店に導入したのは、累計販売台数が3,000台を超える看板型デザイン自販機「bord station」です。コロナウイルスの影響で経済活動が不安定になっている中、この自販機は新しい販売スタイルを提案し、地域の人々の生活をサポートする役割を担っています。
地元の米をPRする取り組み
JA北河内は、2020年11月から既存の7支店でこの自販機を活用し、地域のお米をPRする活動を始めました。お米だけでなく、地元の特産品やオリジナル商品も販売できるため、地元の方々の購入意欲を引き出すことに成功しました。全26支店への導入により、さらに多くの人々に美味しいお米を届けることができるようになりました。
新型コロナウイルスによる影響で苦境に立たされている店舗を支援するため、JA北河内は全国の設置店舗向けにペットボトル入り無洗米のテスト販売も行っています。これにより、地域の経済を活性化し、消費者にとっても利便性を高める努力をしています。
bord stationの特徴
「bord station」の魅力はそのデザイン性と機能性にあります。以下の5つの特徴があります。
1.
完全オリジナルデザイン: 自販機はフルラッピングできるため、店舗やサービスの看板としても利用可能です。
2.
デジタルサイネージ機能: 動画配信やクーポンを通して、深いPR活動が行えます。
3.
多様な商品展開: ドリンク以外にも、オリジナル商品や変わり種商品を販売できる新たなチャネルを確保できます。
4.
非接触型販売: 自販機を活用することで、3密を回避しながら非対面販売を実現します。
5.
災害時の対応: 停電時でも操作可能な充電池を内蔵しており、災害時に必要な商品を提供できます。
地域貢献と社会支援
また、bord stationは「39矢野基金 応援プロジェクト」にも参加しています。これは阪神タイガースの矢野耀大氏が筋ジストロフィー患者や児童福祉施設の支援を目的に設立した基金です。自販機の売上の一部がこの基金に寄付され、地域社会への恩返しを図っています。
まとめ
JA北河内に設置された「bord station」は、地域の特色を生かした新たな販売スタイルを確立するとともに、経済活性化や社会貢献に寄与しています。この自販機の成功は、参加する地域や企業がどのように新しいサービスを取り入れ、地域を盛り上げていくかの一例を示しています。ぜひ、この機会にbord stationを訪れて、地域の新鮮な商品を楽しんでみてはいかがでしょうか。
詳細は
公式ウェブサイトをご覧ください。