滋賀県発の発酵文化を深めるオンライン勉強会が開かれる
滋賀県は、特有の発酵文化が根付いた地域です。とりわけ、鮒寿司や味噌、醤油、そして地酒など、多様な発酵食品が日常的に食されています。この地域資源を活かし、発酵に関する知識を広めることを目的とした「発酵からつながる滋賀プラットフォーム」が設立されました。今回はこのプラットフォームが主催するオンライン勉強会について紹介します。
勉強会の概要
オンライン勉強会は全3回にわたって開催され、各回テーマが設定されています。参加費は無料で、事前申し込みも不要です。Zoomを利用しており、自宅から気軽に参加することができます。
第1回:滋賀らしい発酵とは?
- - 日時:令和3年2月28日(日)14:30~16:30
- - テーマ:小倉ヒラクが伝える“滋賀らしい発酵”は何か?
- - 講師:発酵デザイナーの小倉ヒラク氏
- - ウェビナーURL:Zoomリンク
この回では、滋賀における発酵文化について、具体的に何を指すのかを考察します。特に、地元の発酵プロフェッショナル3名による鼎談や、子どもと発酵の対談が行われ、より身近な発酵の世界が紹介されます。
第2回:新しい発酵ビジネスの構築
- - 日時:令和3年3月2日(火)15:00~16:30
- - テーマ:新しい発酵ビジネスをつくる~地域資源の活用~
- - 講師:㈱ファーメンステーションの酒井里奈氏
- - ウェビナーURL:Zoomリンク
このセッションでは、地域資源を活用した新たな発酵ビジネスについての講演が行われ、自社の取り組みを通じて循環型社会の実現に向けたアイデアが交流されます。参加者からの質疑応答も含まれ、双方向のコミュニケーションが期待されます。
第3回:ポストコロナ時代のビジネス戦略
- - 日時:令和3年3月4日(木)18:30~20:00
- - テーマ:ウィズコロナ/ポストコロナ時代の新しい売り方
- - 講師:D&DEPARTMENT PROJECTの相馬夕輝氏
- - ウェビナーURL:Zoomリンク
この回では、コロナ禍で変化した生活様式に合わせた新しい販促戦略についての設計が模索されます。講師はロングライフデザインの視点から、持続可能なビジネスモデルを提案します。
参加方法
参加者は、PC、スマートフォン、またはタブレットを用意し、安定したネット環境を整えて、Zoomアプリをインストールすれば参加可能です。通信費は自己負担となりますが、手軽に高品質な講座を受講できます。
発酵からつながる滋賀プラットフォームの意義
このプラットフォームは、滋賀の発酵に関連する取り組みを広く伝え、地域の協力関係を築きながら、発酵を通じた社会的な課題の解決を志向しています。発酵文化の継承と促進、さらには新たなビジネスチャンスの創出を目指しています。
詳細な情報は、
公式ウェブサイトや
Instagramで確認することができます。この機会にぜひ参加して、発酵の魅力に迫ってみてはいかがでしょうか。