江戸風情の中で迎える「さくらまつり」
春の訪れとともに、千葉県の歴史文化が息づく「房総のむら」では、平成30年4月7日(土)・8日(日)に桜を楽しむ特別なイベント「さくらまつり」が開催されます。このイベントは、江戸時代から明治時代の建物が再現されたエリアで、房総地方の歴史や伝統技術を体験しながら、見事な桜を楽しむことができる貴重な機会です。
美しい桜と江戸情緒の融和
房総のむら内には、500本以上の多彩な桜が植えられており、特に「商家の町並み」や茅葺屋根の「武家屋敷」、さらには「農家」といった建物を背景にした桜の風景が魅力です。春の光の中で映える「ピンクの桜」と「黄色の菜の花」のコントラストは、訪れる人々に感動を与えます。
古代の遺構とも桜を楽しむ
さらに、自然環境に恵まれた風土記の丘エリアでは、国史跡である「龍角寺古墳群・岩屋古墳」と桜との組み合わせを楽しむこともできます。こうした古代の遺構と桜だと、Historicalな雰囲気に浸りながら、さらに深い日本の歴史を体感できます。
様々な桜との出会い
館内では「染井吉野」をはじめ、「山桜」、「大関」、「大島桜」、「小彼岸」、「鬱金」など、様々な種類の桜を楽しむことができます。お気に入りの桜を見つけるのも、この時期ならではの楽しみです。
桜づくしのイベントスケジュール
「さくらまつり」では、通常の体験学習の他に、桜にちなんだ限定のワークショップが目白押しです。例えば「桜色の葉書作り」や「桜のかざぐるま作り」などの創作体験があり、また房総のむらのボランティアによる「サクラいろいろガイド」も実施されます。
特別イベントとして、4月7日には「放下芸彦一団子」と人形振り、8日には「無重力曲芸しょぎょーむじょーブラザーズ」や箏の演奏なども行われます。両日とも、房総のむらのマスコットキャラクター「ぼうじろー」が参加者をお出迎えし、楽しいひとときを演出します。
限定体験や販売情報
「さくらまつり」では通常では味わえない特別体験も待っています。
- - 桜色の葉書作り
- - 桜模様の型紙でオリジナルバッグ作り
- - 桜のかざぐるま作り
- - 桜茶の販売
- - サクラいろいろガイド
また、体験の合間には、太巻き寿司や和菓子など、地域の特産品も見逃せません。
アクセスと利用案内
アクセス方法は多様で、車の場合は東関東自動車道「成田」ICから約10キロの場所にあり、公共交通機関ではJR「安食駅」からバス移動も便利です。開館時間は午前9時から午後4時30分までで、入館料もとても手頃です。
桜の開花状況や「さくらまつり」の詳細は、「千葉県立房総のむら」の公式ホームページやブログをチェックしてください。春の訪れを感じながら、日本の伝統や文化を体験できるこのイベントに、ぜひ足をお運びください。