新型SWIRカメラ登場
2025-06-25 14:48:19

最新SWIRカメラ「VS17」登場!エンベリオンの革新技術を探る

最新SWIRカメラ「VS17」がエンベリオンから登場



フィンランド・エスポーに本社を構えるエンベリオンが、最新のSWIRカメラ「VS17」を発表しました。新しい「VS17」は、400 nmから1750 nmまでの幅広い波長をカバーし、640×512ピクセルの解像度で最大400 fpsのフレームレートを実現しています。このカメラは、材料の識別やプロセス監視に特化しており、さまざまな産業での利用が見込まれています。

特徴と利点


1. コンパクトなデザイン


「VS17」はその名の通り、非常にコンパクトなサイズ(50 x 50 x 98.7 mm、重さ450g)を特徴としており、狭小スペースやロボットアームに搭載するのに最適です。カメラの設計も軽量化されており、移動や設置が容易です。

2. 高性能撮影


最大400 fpsで撮影可能なこのカメラは640×512の解像度を持ち、高速で高画質なイメージングを実現しています。この性能は、製造プロセス制御や科学研究、農産物検査など、様々な場面でのアプリケーションに活用できます。

3. 省エネルギー設計


電力消費はわずか11W(400fps動作時)で、省エネルギーに配慮された設計です。この設計は、長時間の利用を可能にしつつ、運用コストを抑えることができます。

4. 高耐久性能


内蔵TEC冷却機能と高耐久設計により、熱雑音を低減し、安定した撮影ができます。これにより、長時間の連続運転が求められる環境でも高いパフォーマンスを発揮します。

幅広いアプリケーション


「VS17」の多機能性は、以下のようなさまざまな用途に対応しています:
  • - 材料ソーティング・農産物検査:波長識別による迅速な判別処理が可能。
  • - 医療・ライフサイエンス:低ノイズで微細な変化を観測。
  • - 教育・研究用途:コスト効率に優れ、導入しやすい価格帯で、研究機関への普及が期待される。
  • - 国境・防衛監視:レーザー探知・トラッキングに活用。
  • - 光学ソーティング:医療用途を含むさまざまな材料識別で利用。
  • - 製造プロセス制御:半導体ウェーハや部品検査における高精度・迅速性を支援。

エンベリオンとは


エンベリオンは、2016年にノキアの先端技術部門からスピンアウトした企業で、SWIRおよび可視光センサー技術の先進企業として知られています。従来のセンサーと比較しても、広帯域かつ低コストなSWIRセンサーを提供することに特化し、産業用検査や科学研究など幅広い分野で革新的なソリューションを展開しています。

このように、新型SWIRカメラ「VS17」は、その技術革新で多くの業界に影響を与えることが期待されています。

皆さんも、エンベリオンの最新技術に注目してみてはいかがでしょうか?


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会社情報

会社名
株式会社アプロリンク
住所
千葉県船橋市印内町568-1-2
電話番号
047-495-0206

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