新たな未来を創る「スマートシティ横浜」ワークショップ
背景
横浜市は、大学生に向けたキャリア教育を一層進めています。目的は、学生が実社会と接点を持ち、必要な能力を育てることです。その取り組みの一環として、「これからの『スマートシティ横浜』とは!?」というワークショップが開催されます。これは、大学生たちが課題解決を通じて、未来の横浜を考える機会を提供します。
また、横浜市は持続可能な社会の実現を目指し、地球温暖化対策の一環としてスマートシティの開発を進めています。2010年からのこの取り組みは、効率的で環境に優しい都市を作るための重要なステップです。
NTT東日本の参加
今回のワークショップには、NTT東日本も参加します。同社は「地域循環型社会の共創」をテーマに、地域に根ざした活動を行っています。NTTe-City Laboという施設では、地域の課題を解決するための最新技術やソリューションを紹介し、実践的な学びの場を提供します。これにより、学生たちは自ら考え、行動する力を養えるでしょう。
ワークショップ概要
このワークショップは2024年の11月から12月にかけて実施され、全5回のプログラムが予定されています。参加者には、横浜市内の大学に通う学生15名を予定しており、以下の内容で進行します。
1.
第1回: 「日本のスマートシティの次の一歩は?」 (神奈川大学みなとみらいキャンパス)
2.
第2回: 「個性あるスマートシティ横浜の方向は?」 ((一社)横浜みなとみらい21)
3.
第3回: 「スマートシティ横浜での企業共創可能性」 (NTT東日本e-city Labo)
4.
第4回: 「世界における”スマートシティ横浜”とは?」 (神奈川大学みなとみらいキャンパス)
5.
第5回: 成果発表準備 ((一社)横浜みなとみらい21)
6.
最終発表: 2025年1月25日(土)、YOXO Festivalでの成果発表&パネルディスカッション
このプログラムでは、国内外のスマートシティの動向を理解しながら、具体的な施策やアイデアを追究します。
NTT東日本神奈川事業部のプログラム概要
特に注目されるのは、第3回目のプログラムです。ここでは、NTT東日本の事業概要が説明され、参加者は「スマートシティ横浜」について議論します。NTTe-City Labo内で行われるツアーでは、地域産業の振興や、デジタルアート、サービスロボット、ドローン技術を用いた農業など、多彩なテーマが取り上げられます。
今後の展望
NTT東日本神奈川事業部は、地域循環型社会の実現に向けて、通信事業者としてのICTソリューションだけでなく、地域活性化にも貢献しています。他社との共創により、地域の未来を共に創造していくことを目指し、次世代を担う学生たちに貴重な学びの場を提供し続けます。これにより、地域で活躍できる人材の育成にもつなげていきたいと考えています。