子どもの安全対策
2018-05-22 13:00:24
子どもの安全を守るための新たな取り組みと見守りサービス「みもり」の紹介
子どもの安全を守るための新たな取り組み
近年、子どもたちの安全が騒がれる中、ドリームエリアが実施したアンケート調査の結果が発表されました。調査対象は38,782名の「マチコミ」ユーザーで、子どもが直面する危険についての重要なデータが明らかになりました。調査は2018年に実施され、地域の保護者たちの子どもに対する不安が顕著に示されました。
アンケート結果の概要
調査によれば、44%の保護者が通学路を危険だと認識していることがわかりました。通学路には人通りが少ない場所や狭い道が多く、日常的に子どもが利用するため、保護者たちの不安感が高まります。また、子どもが不審者に遭遇した経験があると回答した保護者は全体の8%に上り、これはおよそ10人に1人の子どもが同様の経験をしていることを示しています。
声かけの難しさ
さらに、調査では危険な状況にいる子どもに対して「声をかける」と答えた人は68%でしたが、その一方で23%は「声をかけない」と回答しました。その理由として、「不審者と誤解されるのが不安」といった懸念が挙げられています。この結果は、地域社会の絆が薄れつつあることを反映していると言えるでしょう。
居場所の把握へのニーズ
子どもの居場所を常に把握したいと思う保護者は86%にのぼり、特に43%が「常に」と答えるなど、子どもを守るための強い意識が伺えます。このような背景を受けて、ドリームエリアは新たな見守りサービス「みもり」を発表しました。
「みもり」の機能と特徴
1. 危険な場所での警告
「みもり」は、保護者のスマートフォンに連動し、子どもが危険な場所に入った際には自動的に音声で警告を発します。この機能は地域の保護者からの情報を基に、最新の危険な場所のデータベースによって支えられています。
2. 行動パターンの学習
AI技術を活用した「みもり」は、子ども一人一人の行動パターンを学習します。違う行動パターンを検知すると保護者に通知するため、子どもの異変を早期に察知できます。
3. 緊急時のサポート
緊急ボタンを押すことで、保護者へ現在地を送信し、助けを求めることが可能です。また、普段とは異なる移動を検知した場合にも警告が発せられるため、事故や事件を未然に防ぐための強力なサポートとなります。
4. 迷子防止機能
Bluetooth機能により、子どもと保護者の距離が一定以上離れるとアラートが発信されます。これにより、迷子のリスクも軽減されます。
5. 避難所情報の提供
保護者のスマートフォンで近隣の避難所マップを確認できる機能も備わっており、日常的な防災対策にも役立ちます。
まとめ
ドリームエリアは「マチコミ」事業を通じ、地域の大人と連携しながら子どもの安全を確保するための新たな取り組み「みもり」を展開しています。子どもたちが安心して成長できる環境を整えることへの社会的な関心が高まる中、今後の進展に期待が寄せられています。地域と協力し合いながら、子どもたちの安全を守る新しい形の見守りが加速していくことを願っています。
会社情報
- 会社名
-
ドリームエリア株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区道玄坂1-20-8寿パークビル9階
- 電話番号
-
03-5468-7225