ハノーバーメッセ2026でのウラノス・エコシステムの最新情報
2026年4月20日から24日まで、ドイツのハノーバーで開催される世界最大級の製造業向け国際展示会「ハノーバーメッセ 2026」において、日本の「ウラノス・エコシステム」の取り組みが注目を集めています。このイベントでは、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が、データ連携システム構築及び実証事業に関する最新のユースケースを紹介します。
ウラノス・エコシステムとは?
ウラノス・エコシステムは、カーボンニュートラルや資源循環型社会の実現を目指し、企業や国境を超えた安全なデータ流通を可能にするデジタルインフラの構築を目指す取り組みです。このプロジェクトは、経済産業省や情報処理推進機構(IPA)、NEDOが共同で推進しており、特にODS(オープンデータスペース)という新たな技術仕様に基づいて活動しています。
展示内容の詳細
ハノーバーでの展示は「Japan Industrial Park」として行われ、「Co-Creating the Future of Industry - From Japan’s Technology and Dataspace Initiative」というテーマの下、データスペースによる社会課題解決の実績を披露します。具体的には以下の2つの主要なユースケースが紹介されます。
ユースケース1: バッテリートレーサビリティ
ウラノス・エコシステムの先行ユースケースとして、日本版バッテリートレーサビリティプラットフォームが紹介されます。このプラットフォームは、電動車のバッテリー管理を強化するため、国内外のステークホルダー間での接続実証が進められています。この取り組みによって、バッテリーの生産から利用、リサイクルまでの全ての過程を透明化し、効率的な資源管理を実現します。
ユースケース2: CMP(化学物質および資源循環情報の流通)
CMPは、製品に含まれる化学物質情報および資源循環情報を産業界全体で円滑に共有することを目的としたプラットフォームです。この取り組みは、自動車や電機電子業界を中心とするサプライチェーン全体をつなげ、より持続可能な社会の実現を目指しています。展示では、CMPの最新情報や、基盤・アプリケーション開発の進捗が説明される予定です。
デジタルライフライン事業
展示の中では、デジタルライフライン整備事業におけるドローン航路の最新状況も紹介されます。このプロジェクトは、ドローン技術を活用し、物流や医療分野におけるサービスの向上を目指しています。
まとめ
ハノーバーメッセ2026の出展は、日本のデータスペース関連技術の国際的な理解を深める大きな機会です。NEDOをはじめ、IPAやアビームコンサルティングと協力しながら、ウラノス・エコシステムの未来に向けた貴重な情報を発信する場となるでしょう。詳細は公式サイト
/HANNOVER MESSEなどで確認できます。