山梨県発、誰もが集える「ぽかぽかマルシェ」
障がいのある子どもたちやそのご家族が、安心して参加できる地域イベント「ぽかぽかマルシェ」が、山梨県で開催されることが決まりました。このイベントは、ユニバーサルデザインを基盤にし、地域全体が一体となって参加できることを目指しています。
ぽかぽかマルシェの目的と特徴
ぽかぽかマルシェ実行委員会は、障がい当事者と共に企画から運営までを行う、全国的にも珍しいタイプのマルシェです。参加者全員が「役割」と「つながり」を実感し、共生を促進する場を提供することが目標です。具体的な特徴は以下の通りです。
1. 当事者参加型の運営
このマルシェでは、障がい児やその家族が企画段階から積極的に関わります。出店や運営も彼らが主導することで、リアルな体験を通して社会とのつながりを深めます。
2. ユニバーサルデザインの会場設計
来場者が快適に過ごせるよう、会場はユニバーサルデザインに基づいて設計されます。具体的には、車いすでアクセスしやすい動線や、音や人混みを配慮した休憩スペース、視覚的にわかりやすいサイン表示が設置される予定です。
3. 多様なプログラム
地元の手仕事品の販売や体験プログラム、マッサージなど多様なケアブースが設けられ、多様なイベントが開催されます。また、障がい児がスタッフとして参加する機会や、学生がサポートスタッフとして職業体験を行うプログラムも用意されています。
クラウドファンディングの実施
興味深いことに、このマルシェの実現に向けて現在、クラウドファンディングを展開中です。目標金額は150万円で、ユニバーサルデザイン対応の会場設営費や、必要備品の購入費、スタッフの人件費などに充てられる予定です。このプロジェクトは、2023年9月21日23時59分まで参加できます。詳細は
こちらのページからリーチできます。
今後の展望
ぽかぽかマルシェは、単なるイベントを超えて、誰もが安心して集える「共生社会の縮図」を創造することを目指しています。このプロジェクトを通じて、地域の交流が深まり、障がいの有無にかかわらず人々が共に過ごす場が整備されることが期待されます。将来的には、全国各地へと展開するモデルケースとなることを目指しており、その実現に向けて進んでいきます。
団体概要
ぽかぽかマルシェは、市川遥奈を代表として2015年に設立されました。活動は障がい児とその家族が自然や地域コミュニティの中で安心して交流できる環境を提供することを目的としています。これまで、ぽかぽかキャンプやマルシェといったイベントを通じて、その実現に取り組んできました。
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、ぽかぽかマルシェ実行委員会の市川遥奈まで。E-mail:
[email protected]
詳しい情報が知りたい方は、ぽかぽかマルシェの
Instagramをぜひチェックしてください!