能登の美しい棚田を守る!ナスタのボランティア活動の現場
ボランティアの実施
2025年3月14日、株式会社ナスタの役員を含む20名が、石川県の輪島市白米町にある白米千枚田にて土砂撤去のボランティア活動を行いました。ここは、美しい海沿いの棚田が広がっていた地域ですが、最近の自然災害により深刻な状況に置かれています。
具体的な活動内容
この日の作業では、泥濘んだ田んぼと、その通路に入り込んだ土砂をバケツを使って除去しました。小さな田んぼ約10枚(約30㎡)から、100杯以上もの泥を取り除く作業が行われました。地元の人たちや、日本財団、災害NGO結の協力を得て、作業は進行しました。
参加した役員たちからは、「地震の影響がまだここまで残っていることに驚いた」や、「集まった皆が手作業での撤去作業を通じて、地元の状況と向き合える貴重な経験をした」との声が寄せられました。多くの方々が、現地の声を伝えることの重要性を再認識し、少しでも状況を理解し助けたいという思いを共有していました。
社会貢献活動の背景
ナスタは2024年より「Nasta My Action」という社会貢献事業を開始しました。これは、社員が仕事の10%の時間を使って自由に社会貢献活動に参加する制度です。これにより、正社員の97%にあたる291名が既に様々な社会貢献活動に取り組んでいます。
特に能登への支援は、企業の社会貢献事業チームが主導して数回にわたり行われており、寄付活動や炊き出し、スポーツ交流などの取り組みを進めています。今後は、この活動を基盤に、具体的な支援に繋がるような行動も促進していく考えです。
代表取締役CEOの思い
ナスタのCEO、笹川順平氏は「白米千枚田は本来、非常に美しい場所である。しかし、そこに住みたくても住むことができない現状がある」と語ります。彼は、コミュニケーションの重要性や、地域が抱える問題を真剣に捉える姿勢が、企業に求められていると感じています。このような社会貢献事業をさらに強化し、全国的な状況改善に貢献したいと考えています。
これまでの支援活動
ナスタはこれまでにも多くの支援活動を行ってきました。
- - 2024年7月から8月: ブックオフコーポレーションの支援プログラムに参加し、募った不要本の売却金を医療団に寄付しました。
- - 2024年12月: 企業版ふるさと納税で石川県に1,000万円を寄付しました。
- - 2025年2月: 輪島市立門前中学校で炊き出しとスポーツ交流を実施しました。
ナスタは、創業から95年が経過した企業であり、今後も「住むを良く」をコーポレートミッションに掲げて、社会課題の解決に向けた様々な取り組みを行ってまいります。地域と密接に連携し、共に成長していく姿勢を大切にしています。