20代副業事情と将来像
2024-05-08 10:00:03
20代7割が副業に関心!キャリア形成や独立志向の高まりに迫る
20代7割が副業に関心!キャリア形成や独立志向の高まりに迫る
株式会社STILEが運営するキャリアスクール「ONEマーケ」は、20代を対象とした副業に関する意識調査を実施しました。その結果、実に7割以上の20代が副業に関心を持っていることが明らかになりました。単なる収入アップだけでなく、スキルアップやキャリア形成、さらには将来の独立を見据えた副業への関心の高まりが浮き彫りになっています。
調査結果から見える20代のリアル
調査では、副業に対する意識やニーズ、将来への不安、転職への考え方などが詳細に分析されています。主な結果は以下の通りです。
1. 副業希望の意識:
74.2%もの20代が「副業したい」と感じた経験があると回答。収入増加だけでなく、スキルアップやキャリア形成の一環として副業を捉える意識の高まりが見て取れます。
2. 人気の副業:
最も人気だったのは「ポイ活」で、70%が選択。スキマ時間で手軽に始められる点が魅力です。一方、「クラウドソーシング」や「SNS運用」なども人気で、自身のスキルを活かした副業への関心も高いことがわかります。
3. 副業の収入目標:
「2万~5万円未満」が最も多く39.2%を占め、現実的な目標設定が目立ちます。しかし、「10万円以上」を選択した層も一定数存在し、キャリアチェンジにつながる高収入副業へのニーズも確認できます。
4. 将来のお金への不安:
83.3%が将来のお金への不安を感じていると回答。社会保障制度への不安や終身雇用崩壊への懸念など、将来的な経済状況に対する漠然とした不安が根強く存在していることがわかります。
5. 本業との関わり方:
副業が成功しても本業を辞めない人が60.8%と、副業を継続しながら将来につなげる考え方が主流です。しかし、現状への不満や将来への不安から、副業で成功したらすぐに独立したいという人も一定数います。
6. 転職ニーズと副業ニーズ:
転職を考えたことがある人は56.6%。副業ニーズは転職ニーズを上回っており、副業をキャリア形成の手段として捉える傾向が強まっています。より柔軟な働き方、自分らしいライフスタイルの実現を模索する若者の姿がうかがえます。
若者世代のキャリア観の変化
調査結果から、20代は単なる収入アップだけでなく、スキルアップやキャリア形成、さらには独立といった、より主体的なキャリア形成を望んでいることがわかります。副業は、こうしたニーズに応える有効な手段の一つとなっていると言えるでしょう。
企業への示唆
企業は、若者の副業ニーズを理解し、副業を容認するだけでなく、積極的に支援する体制を整える必要があります。スキルアップ研修や副業相談窓口の設置など、若者の成長をサポートする取り組みが重要です。
ONEマーケについて
ONEマーケは、副業・独立・フリーランスを目指すためのキャリアスクールです。Webデザインや動画編集、プログラミング、SNSマーケティングなど、多様なスキル習得をサポートしており、未経験者でも安心して学べる環境が整っています。
まとめ
今回の調査は、20代における副業への関心の高さと、将来への不安、キャリアに対する意識の変化を浮き彫りにしました。企業は、変化する若者のニーズに対応し、より柔軟で多様な働き方を支援していく必要があります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社STILE
- 住所
- 東京都新宿区新宿二丁目13番10号 武蔵野ビル1階
- 電話番号
-
03-5369-6425