ドイツの温もりを感じる『トロッケンゲビンデの世界』展
2025年11月8日から12月14日まで、大阪府泉佐野市にあるホテル日航関西空港で、特別な展示『トロッケンゲビンデの世界』が開催されます。この展示では、木の実や花、草穂を用いたドイツの伝統工芸「トロッケンゲビンデ」の作品が一堂に集結します。
トロッケンゲビンデとは?
トロッケンゲビンデは、自然の素材を巧みに使い、ワイヤーで結わえた芸術作品です。素朴でありながら格調高いそのデザインは、見ている人々に温もりと感動を与えます。
今回の展示では、地域で活躍する講師・西森豊恵氏とその教室の生徒たちによる77点の作品が展示されます。特に、秋からクリスマスにかけての季節にふさわしいアレンジメントやリースが中心となります。西森氏自身は、作品が持つ自然の造形美や、細部にわたる手仕事の調和を感じてほしいと語っています。
開催の背景
この展示は、ホテルの2階の通路スペースを使ったギャラリーで行われ、地域の協力の下で実施されてきたものです。これまでに17回目を迎えるこの試みは、地域の文化を発信する一環として位置づけられています。
西森豊恵氏について
西森氏は大阪府堺市出身で、現在は泉佐野市に在住。トロッケンゲビンデとの出会いは、幼少期に万博記念公園を訪れた際に目にした植物から始まりました。その後、1999年から制作を始め、2014年にはトロッケンゲビンデ1級資格を取得しました。また、泉佐野市文化協会やさまざまな団体に所属し、地域の魅力を広める活動に尽力しています。
彼女の作品は国内外で高く評価され、受賞歴も多数。特に、2017年のソウル展示での受賞は話題となりました。
展示概要
- - 開催期間: 2025年11月8日(土)〜 12月14日(日)
- - 会場: ホテル日航関西空港 2階 通路スペース
- - 展示内容: 西森豊恵氏のトロッケンゲビンデ作品26点、また西森氏の3クラスの生徒作品51点を共同展示。
展示期間や内容は変更される可能性があるため、事前に公式サイトなどを確認してください。
まとめ
ホテル日航関西空港は、地域の素晴らしい文化や技術を紹介する場を今後も提供し続けることに意欲を見せています。『トロッケンゲビンデの世界』展を通じて、訪れる人々が自然の恵みを感じ、アートの温もりに触れる機会となることでしょう。この機会に、ぜひご来場いただき、その美しい作品をご覧になってください。