ドライバー不足解消へ！物流プラットフォーム「ドライバーピット」がローンチ

物流の2024年問題を解決する新たなサービス「ドライバーピット」

物流業界では、時間外労働の上限規制によるドライバー不足が深刻化し、2030年には全国で36％ものドライバーが不足すると推計されています。この深刻な問題に対処するため、キャムコムグループの株式会社ロジテックは、ドライバー紹介・派遣サービス「ドライバーピット」を2024年6月1日に開始しました。

「ドライバーピット」は、経験豊富なベテランから初心者、副業希望者まで、幅広いドライバー人材を顧客のニーズに合わせて紹介・派遣するサービスです。単にドライバーを紹介するだけでなく、新任ドライバーの育成プログラムや、物流人材採用に関するコンサルティングも提供することで、物流業界における人材不足問題の根本的な解決を目指しています。

サービス開始の背景

2024年4月1日から施行された時間外労働の上限規制により、ドライバーの長時間労働が制限され、物流業界では長距離輸送の困難さなど、様々な課題が生じています。ネットショッピングの利用増加による荷量増加と相まって、ドライバー人材不足は物流業界にとって深刻な問題となっています。

特に地方部では人口減少の影響もあり、2030年には40％ものドライバー不足が予想されています。この状況は、今後ますます深刻化する可能性が高く、継続的なドライバー確保は喫緊の課題となっています。

「ドライバーピット」の4つのサービス

「ドライバーピット」は、以下の4つのサービスを提供することで、物流業界の人材不足解消に貢献します。

1. 経験者ドライバー派遣: 経験年数、実務経験内容、資格などに合わせたドライバーを紹介。半年～1年単位での長期雇用を前提に、若手からシニア層まで幅広い人材を提案します。紹介予定派遣として、一定期間後に直接雇用に移行することも可能です。

2. 未経験者ドライバー派遣: 経験を必要としない業務に対して、未経験者を紹介します。初心者や副業希望者まで幅広い人材から、スピーディーな提案を行います。新任ドライバー育成プログラムとの組み合わせや、紹介予定派遣への移行も可能です。

3. 新任ドライバー育成プログラム: 企業の業務内容に合わせて研修を設計し、ドライバー育成まで行うサービスです。ロジテック教育パッケージ「ロジカレ」を活用することで、2日から1週間で実務レベルまで育成できます。

4. 物流人材採用コンサルティング: 募集要件の定義から採用コンテンツの作成まで、採用活動全般を請け負う採用代行サービスです。キャムコムグループのノウハウを生かした、効果的な支援を行います。

物流関連企業からの反響

「ドライバーピット」は、ローンチからわずか1か月で、多くの物流関連企業から好評を得ています。特に、初心者ドライバーの育成や、採用コンサルティング、定着フォローアップなどのサービスに対する期待は高いようです。

企業は、ドライバー不足解消のため、従来の経験者採用に加え、初心者育成にも積極的に取り組む必要があり、「ドライバーピット」のようなサービスは、そのニーズに応えるものとして注目されています。

ロジテックの2024年問題への取り組み

ロジテックは、キャムコムグループの基盤を活かし、人材、場所、物流プラットフォームを連携させ、効率的な運送体制の構築を目指しています。拠点の増設や人員増員を進め、現在では500社を超える企業にサービスを提供しています。

物流業界の課題解決に貢献するため、ロジテックは今後も積極的にサービスを展開していく予定です。