KnowBe4がリリースした新評価ツールの全貌
サイバーセキュリティのリーダー、KnowBe4が新たに導入した評価ツール「KnowBe4 Program Maturity Assessment (PMA)」は、組織のセキュリティ文化を測定し、効果的に改善することを目的としています。本ツールは無料で提供され、まずは英語版の展開が行われていますが、今後は日本語を含む多言語版も予定されています。
近年、サイバー攻撃が巧妙化する中で、組織は自社のセキュリティ文化の現状を把握し、どのように改善していくべきかを考える必要があります。KnowBe4の調査結果によると、セキュリティ文化は安全行動の強力な予測因子の一つですが、その評価と管理を効率的に行える組織はほんの一握りです。
PMAの特徴
総合的な評価:PMAはリーダーシップ、従業員の行動、ビジネスプロセスの統合を検証します。
客観的なスコアリング:40の文化成熟度指標(CMI)を通じて成果を定量化し、明確な結果を提示します。
弱点の特定:組織内の従業員のマインドセットやコミュニケーションに潜む弱点を洗い出します。
戦略的ロードマップ:成熟度に基づいたカスタマイズ推奨を行い、次のステップを提案します。
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実行可能な施策:ヒューマンディフェンス層を強化するための具体策も提供します。
PMAを実施すると、ユーザーには5段階のスケールでの成熟度評価に加え、視覚的フィードバックと優先順位付けされた推奨事項が提供されます。さらに、知識を深めたい方にはKnowBe4のHRM+プラットフォームを通じて評価の強化や持続的なセキュリティ文化の構築方法について相談が可能です。
専門家のコメント
KnowBe4のチーフヒューマンリスクマネジメントストラテジスト、ペリー・カーペンター氏は「有意義なプログラムには明確な目的と影響が必要」と強調します。特にヒューマンリスクマネジメントにおいては、その透明性と影響力の不足が脆弱性に繋がりかねないと警鐘を鳴らしています。PMAは、リーダーが改善点を見つけ出し、資源を効率的に配分できるようサポートするための強力なデータドリブンアプローチを提供します。
会社概要
KnowBe4は、従業員がより良いセキュリティ判断を下せるように支援する企業で、70,000社以上のお客様に支持されています。最新のサイバー脅威に柔軟に対処できる防御層を形成するヒューマンリスクマネジメントのための包括的なプラットフォームを提供し、セキュリティ意識向上のトレーニングやクラウド型アンチフィッシングなどのサービスを展開しています。知識を活かした防御を通じて、組織の安全性を格段に高めることが可能です。
詳しい情報はKnowBe4の公式ウェブサイトをご覧ください。