幕張メッセでの分析化学の祭典
2024年9月5日と6日の2日間、幕張メッセの国際会議室で「RSC-JAIMA Symposium on Analytical Chemistry 2024」が開催されます。このシンポジウムは、英国王立化学会(RSC)と一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA)が共催するイベントであり、分析化学の最新技術と知見を共有するための重要な機会です。
シンポジウムの歴史と背景
このシンポジウムは2011年から続くもので、毎年多くの研究者や業界関係者が集まります。2019年までは常に幕張メッセで開催されましたが、2020年と2021年はオンラインで行われ、2022年はハイブリッド形式で実施されました。しかし、2023年から再び幕張メッセに戻り、昨年に引き続き今年も開催されることが決まりました。
メインテーマとプログラム
本年度のメインテーマは「Bioanalysis for Personalized Medicine」であり、個別化医療におけるバイオアナリシスの重要性に焦点を当てています。国内外からの著名な研究者による招待講演が予定されており、一般からのポスター発表も行われるため、参加者にとって非常に充実した内容となっています。特に、以下の講演者が招待されています:
- - イギリス・インペリアル大学のエレイン・ホームズ氏
- - 中国・上海交通大学のジンホン・グオ氏
- - 日本・北海道大学のマナブ・トケシ氏
- - シンガポール・チャンギ総合病院のタール・チュン・アウ氏
- - 台湾・国立清華大学のチーフェン・チェン氏
参加方法と登録
シンポジウムに参加を希望される方は、事前にJASIS 2024のウェブサイトから登録を行う必要があります。一般聴講者はJASIS 2024の入場証を持参すれば聴講が可能です。参加登録の締切は8月30日24時までとなっていますので、早めの登録をお勧めします。
当日は印刷した入場者証を持参することを忘れないようにしましょう。
未来への影響
このような国際的なシンポジウムは、新しい技術や知見の交換を促し、分析化学の進展に寄与します。研究者同士のネットワーキングや情報交換の場ともなりますので、特に若手研究者にとっては貴重な体験となるでしょう。分析化学の最前線で活躍するための知識や技術を得る絶好の機会です。
詳細なプログラムや招待講演者については、
RSC-JAIMA Symposium on Analytical Chemistry 2024特設サイトや
RSCのイベントページを参照してください。最新の研究動向を追いながら、将来の分析化学の方向性を考える良い機会となることでしょう。