LinQが資金調達
2023-04-17 10:00:02
LinQ、位置情報共有アプリ「whoo」開発のためにMIXIから資金調達へ
LinQ、位置情報共有アプリ「whoo」の成長を願いMIXIからの資金調達を実施
株式会社LinQが運営する位置情報共有アプリ「whoo」が、MIXIから最大約20億円の資金を調達することが決まりました。この動きは、2024年3月末までに段階的に実施される予定で、「whoo」のさらなる発展や機能追加を見込んでのものです。
LinQは2019年に設立され、これまでに多数のアプリケーションを開発してきました。その中でも特に「whoo」は、2022年12月のサービス開始から人気が高まり、3か月で1,000万ダウンロードを達成しました。このアプリは、家族や友人同士で位置情報を共有することができ、オンライン・オフラインのステータスや相手の滞在時間、移動経路などさまざまな情報をリアルタイムで把握することができます。これにより、ユーザー同士のコミュニケーションが円滑に行われることが期待されています。
資金調達の背景
今回の資金調達は、MIXIとは異なる視点からの相互支援と考えられています。MIXIは、多くの成功を収めてきたゲームやSNSサービスを展開してきた企業として知られています。LinQは、「whoo」の事業成長を加速させるためにMIXIとの提携を決定し、事業スピードを高める狙いがあります。特に、日本発のSNSが海外の大企業に圧倒されている現状を踏まえ、LinQは世界規模での挑戦を続ける意向を示しています。
LinQの代表取締役CEOである原田豪介氏は、「私たちはメディア化されたSNSに終止符を打ち、本来のソーシャルネットワークを取り戻します」とコメントしています。この言葉からは、従来の使い方にとらわれない新しいコミュニケーションの形を追求する強い意志が伝わってきます。
MIXIの期待
MIXIの代表取締役社長、木村弘毅氏は、「位置情報共有型SNSはZ世代に人気であり、LinQのサービスが広がることで友人同士の親密さが高まります。このようなプラットフォームは、地域コミュニティやビジネスの活性化にも寄与するでしょう」と述べています。MIXIは、LinQとの協力関係によって新たなコミュニケーションの形態が生まれることに期待を寄せています。
LinQの未来
LinQは、今後「whoo」を通じて新しいコミュニケーションサービスの提供を目指しています。また、採用活動を強化し、共に成長できる仲間を探しています。原田氏は「世界中で利用されるコミュニケーションアプリを創る」というビジョンを掲げています。
「whoo」は、ユーザーからのフィードバックを受け止めながら進化を続けていくことを目指しています。このアプリの成功は、LinQが描く未来のシナリオを具現化する一歩となるでしょう。国境を越えたコミュニケーションの可能性が広がる中で、LinQの挑戦に注目が集まります。今後の展開に乞うご期待です。
会社情報
- 会社名
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株式会社LinQ
- 住所
- 東京都世田谷区松原3-40-7パインフィールドビル301
- 電話番号
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