NTTドコモと住信SBI、マネックス証券が業務提携を発表

業務提携の新たな時代を迎える

2025年12月19日、NTTドコモ、住信SBIネット銀行、マネックス証券の三社は、画期的な業務提携契約を締結しました。この提携は、金融サービスの利便性を高めることを目的とし、特に顧客にとって使いやすい金融エコシステムの構築を目指しています。

提携の背景

それぞれの企業は、テクノロジーと金融業界において強みを持っています。NTTドコモは通信事業を中心に展開しており、顧客基盤と共にスマートライフへの取り組みを進めています。一方の住信SBIネット銀行は、銀行業として顧客中心のサービスを展開し、マネックス証券は金融商品取引業において幅広い商品を提供する企業です。三社が手を組むことで、これまで以上にお客様に便利なサービスを提供できると期待されています。

提携の重要な取り組み内容

提携契約の下、以下の重要な取り組みが進められます。

1. 同時口座開設機能

最初の取り組みとして、住信SBIネット銀行とマネックス証券の口座を一度で開設できる機能が導入されます。これにより、顧客は複数の手続きを省略でき、スムーズにサービスを利用開始できるようになります。

2. 資金スイープ機能

次に、銀行口座と証券口座間での資金移動を簡単に行える「資金スイープ機能」が導入される予定です。これにより、顧客は住信SBIネット銀行の普通預金から、マネックス証券の証券口座へ自動で資金を移動させることが可能となり、より効率的な取引が実現します。お客様は煩わしい入出金の手続きから解放され、自動的に取引が進められます。

3. サービス利用による優遇特典

さらに、三社のサービスを利用することで得られる特典も提供予定です。これにより、顧客はお得に多様な金融商品やサービスを体験することができるようになります。

各社の概要

- 住信SBIネット銀行

- 所在地：東京都港区六本木三丁目2-1
- 設立：1986年6月（2007年9月に銀行業営業免許取得）
- 代表者：円山法昭社長
- 主な事業：銀行業

- NTTドコモ

- 所在地：東京都千代田区永田町2丁目11番1号
- 設立：1991年8月
- 代表者：前田義晃社長
- 主な事業：通信事業、スマートライフ事業など

- マネックス証券

- 所在地：東京都港区赤坂1丁目12番32号
- 設立：1999年5月
- 代表者：清明祐子社長
- 主な事業：金融商品取引業

今後の展望

住信SBIネット銀行は、今後もお客様にとっての利便性向上を追求し、最先端のテクノロジーを用いたサービスの提供を進めていく計画です。この業務提携は、顧客に新しい価値を提供することで、より快適で便利な金融サービスの構築を目指すものとなります。

このような新しい試みは、金融の世界においてどのようなインパクトを与えるのか、今後の展開に注目です。

会社情報

会社名

住信SBIネット銀行株式会社

住所

東京都港区六本木三丁目２番１号住友不動産六本木グランドタワー

電話番号