高島屋、ソアズロックを買収
2025-09-25 17:24:11

高島屋グループ、映像制作会社ソアズロックを完全子会社化し広告事業を強化

高島屋グループが映像制作会社ソアズロックを完全子会社化



2025年9月25日、株式会社高島屋(大阪市中央区、社長:村田善郎)は、連結子会社である株式会社エー・ティ・エー(東京都中央区、社長:伊藤順彦)を通じて、映像制作に特化した株式会社ソアズロック(愛知県名古屋市、社長:庄子義信)の全株式を取得しました。これにより、高島屋グループは広告事業のさらなる強化を目指します。

エー・ティ・エーの役割とソアズロックの特性



エー・ティ・エーは、企業のコミュニケーション活動を支援する総合広告会社で、セールスプロモーションやWEBサイト制作、空間デザインなど多岐にわたるサービスを提供しています。高島屋の宣伝業務を統括する役割を担い、近年はデジタル領域に特化した動画制作やWEB広告の強化に注力しています。一方のソアズロックは、高品質な映像制作を行い、特に自動車業界向けの広告映像制作で評価されています。

今回の戦略的買収の意義



この株式取得により、エー・ティ・エーはソアズロックが持つCGや映像制作技術を取り入れ、クライアントへの提供価値を向上させることが期待されています。百貨店やショッピングセンターの店頭でのVP演出にも力を入れ、顧客に響く体験価値を創出する狙いです。コラボレーションを通じて新しい広告形態を模索することで、エー・ティ・エーはさらなる成長を見込んでいます。

ソアズロックのビジョンと提案の深化



ソアズロックは、自社の営業ネットワークを活用して、関東・関西エリアへの受注機会を広げるとともに、クライアントとの関係強化にも力を注ぐ方針です。両社の協業によって、業界内での競争力をさらに高め、変化する市場環境にも対応できる事業基盤を作り上げることを目指しています。

高島屋グループの成長戦略



高島屋グループは、「まちづくり」を基本に戦略を展開し、グループ全体の成長を図っています。今回の変革は、両社が抱える経営資源や顧客基盤を有効活用し、相互にシナジーを生み出すことが狙いです。これにより、高島屋は業界における新たなプレーヤーとしての存在感を強化し、さらなる成長に向けた一歩を踏み出すことが期待されます。

これからの展望



高島屋とその連結子会社であるエー・ティ・エー、そしてソアズロックの合併により、デジタル広告や映像制作における革新が促進されることでしょう。この買収は、単にビジネスを拡大するだけでなく、新たなクリエイティブや提案が生まれ、クライアントにとっても有意義な体験が生まれるきっかけになるはずです。
今後の広告市場における両社の動向から目が離せません。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
株式会社髙島屋
住所
東京都中央区日本橋2-12-10髙島屋グループ本社ビル
電話番号

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。