東京電機大学で開催される未来科学部建築学科の特別講演について

2023年10月5日、東京電機大学の未来科学部建築学科にて、特別講演「空気感を求めて—素材とコンテクストから考える—」が開催されます。講師には、著名建築家である髙濱史子（たかはまふみこ）氏を迎え、18:30から20:00までの予定で行われます。この講演は、建築を学ぶ学生や建築・設計に関わる方々を対象としており、定員は20名で、先着順での受付が行われます。参加は無料です。

講演のテーマである「空気感」は、建築における重要な要素の一つであり、素材選びや環境との関係性がいかに影響を与えるかを考察します。髙濱氏の建築に対する視点は、多くの学生や専門家に新たな知見を提供することでしょう。

髙濱史子氏は、スイス連邦工科大学チューリッヒ校での学びを経て、東京大学で建築学専攻を修了し、その後は名門建築事務所「Herzog & de Meuron」での経験を持つなど、豊富な履歴を有しています。自身の事務所を設立した後も様々な建築プロジェクトに取り組み、数々の受賞歴もあります。代表作には「大磯の大きな住宅」や「WAKOSITE Shinjuku HALC」などがあります。

今回の講演は、未来科学部建築学科の主催で行われ、参加を希望する方は9月28日までに事前に申し込みが必要です。興味のある方は、東京電機大学未来科学部建築学科事務室までご連絡ください。こちらの講演を通じて、次世代の建築家たちが新たなインスピレーションを得られることを期待しています。

髙濱氏は、建築における素材の多様性とその使い方に独自の視点を持ち、建物が持つ空気感をどのように深めるかについて指導します。彼女の豊かな経験と視点は、参加者にとって非常に貴重な学びの機会となることでしょう。

この特別講演は、建築の未来を担う若者たちにとって、キャリア形成の一助になることが予想されます。講演参加を通じて、建築界の最前線で活躍する髙濱氏の思想に直接触れ、その実践の知識を得る絶好の機会です。気になる方は、ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。