ふるさと納税、定期便の人気急増
2025年1月、国内最大級のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクが、全国1,700を超える自治体からの情報を基にした寄付動向を発表しました。その結果、ふるさと納税における「定期便の品」への寄付額が前年同月比で1.5倍の急増を見せました。
ふるさと納税の定期便トレンド
定期便は一度の寄付で定期的に返礼品を受け取ることができ、その利便性が寄付者の間で支持されています。特に、物価高騰の影響で、多くの寄付者が生活防衛の観点から確実に必要な商品を確保できる点に魅力を感じているようです。
1月の寄付動向を見ると、検索キーワードランキングで「定期便」が3位にランクインしており、寄付者の関心の高さを物語っています。ふるさとチョイスでは、寄付者のニーズに応えるべく、特集ページも設けています。興味のある方は、
こちらからアクセスできます。
米の定期便が好調
2025年の1月においても、「令和の米騒動」が寄付活動に影響を与えています。この月、米への寄付額は昨年同期比で1.7倍に増加しました。その中でも「米の定期便」への寄付が急増しており、寄付総額の約半分を占めるまでになっています。
特に米に関しては、価格高騰や米不足の懸念が報道されていることから、確保のために寄付を行う方が増えているのではないかと考えられます。米の美味しさを保つための適切な消費期間に合わせて定期的に届けられるため、新鮮で美味しいお米が常にテーブルに並びます。これは定期便の人気の理由の一つです。
ふるさと納税を利用することで、各地域の名品を楽しむ機会が増え、自分の故郷の魅力を再発見する良いチャンスでもあります。現在は令和7年産の先行予約も始まっており、様々なブランドのお米が揃っています。
家庭用紙製品の定期便も注目
さらに、家庭用紙製品への寄付も増加しています。2025年1月には「雑貨日用品の定期便」に対する寄付額が昨年同期比で1.6倍に達しました。これも物価高が影響し、地域への支援と家計の助けを両方兼ねているといえます。
家庭用紙製品の例として、岐阜県美濃市の流せるチリ紙や、北海道倶知安町の水に流せるティッシュなどが人気を集めています。これらは手軽に使え、家庭の役に立つ便利なアイテムです。
まとめ
ふるさと納税の「定期便」は、寄付者のニーズにしっかりと応えるサービスとして支持されています。特に米の人気は顕著であり、地域の自慢のお米を楽しむことができる貴重な機会です。生活の中で役立つ商品を定期的に受け取ることで、より豊かな暮らしが実現できるでしょう。寄付を通じて地域活性化にも貢献できるこの取り組み、ぜひ対面してみてください。