レモネード専門店「レモネード・レモニカ」が商標権侵害行為に対する法的措置を発表

石川県金沢市に本社を置くレモネード専門店「レモネード・レモニカ」は、自社の商標権を侵害する行為に対して法的措置を開始したことを発表しました。

同社は2024年6月27日、自社の商標を模倣した看板や天幕などを掲げ、レモネードの露店営業を行っていた業者に対し、訴訟提起も視野に、商標権侵害を理由とする看板、天幕等の使用停止と損害賠償などを求める手続きを開始したと明かしました。

「レモネード・レモニカ」は、2017年の創業以来、「スタッフが1つ1つ手作りで作る、毎日でも飲みたくなるような自然派レモネード」をコンセプトに、フレッシュレモンからじっくりと時間をかけて非加熱で抽出する特製シロップを使用し、子供も安心して飲める新鮮なレモネードを提供してきました。

今回の商標権侵害行為は、同社が長年培ってきたブランド価値を著しく毀損するだけでなく、顧客に対する信頼を揺るがしかねないとしています。同社は、このような侵害行為を看過することはできないと表明しており、今後とも社内体制を強化し、外部の顧問弁護士とも連携して、商標権をはじめとするブランドに対する悪意ある行為に対して断固たる措置を講じていく姿勢を示しました。

「レモネード・レモニカ」は、今回の発表とともに、商標権侵害の通報窓口も設置しました。同社の商標権を侵害する疑いのある行為を発見した場合は、専用メールアドレスを通じて情報を共有することができます。

同社の代表取締役社長である長江国輝氏は、「当社は、お客様に安心して、そして喜んでレモネードを味わっていただけるよう、今後も誠実に事業に取り組んでまいります。今回の措置は、当社が築き上げてきたブランドを守るための決意表明であり、今後も不正行為に対して毅然とした態度で臨んでいく所存です。」とコメントしています。