フィンクロス・インターナショナルが仮想通貨と法定通貨の橋渡しを開始

フィンクロス・インターナショナルの設立



フィンクロス・インターナショナルは、次世代型の投資銀行として登場します。この新たな組織は、仮想通貨と法定通貨の融合を目指し、金融サービスのエコシステムを構築しています。CEOには、ソシエテ・ジェネラルで中東及びアフリカ地域のリーダーを務めていたエディ・アブラーモが就任し、彼のリーダーシップのもとで新たな金融イノベーションを推進していきます。

独自の分散台帳テクノロジー



フィンクロス・インターナショナルの最大の特徴は、その独自の分散台帳テクノロジーです。この技術は、組織、企業、仲介業者、個人顧客に向けて金融商品やトークン化された資産の構築、管理、保全、決済の分野に革命をもたらします。モーリシャスに本拠を置く同社は、金融サービス委員会(FSCモーリシャス)の下で規制され、アーンスト・アンド・ヤングの顧問委員会を迎えており、その信頼性も高いです。

モーリシャスの成長と規制環境



モーリシャスは、経済協力開発機構(OECD)から国際金融センターとして認定されており、急成長するデジタル経済のリーダーとして注目されています。特に、2018年11月には、投資銀行や商業銀行が仮想通貨カストディや取引のライセンスを取得するための法律整備が進められています。フィンクロスも、近々これらのライセンスを申請する予定とのことです。

紹介予定の金融商品



2019年には、フィンクロス・インターナショナルが提供するデジタル投資銀行の商品群が発表される見込みです。これには機関投資家向けの仮想通貨カストディサービスや取引、スマート契約の構築、ロボットアドバイザーといった様々なサービスが含まれます。さらに、AIを活用した取引ツールを導入し、顧客に対して価格やボラティリティの予測機能を提供する予定です。

ピアツーピアでの即時決済



顧客は、フィンクロス・インターナショナルの分散型銀行台帳を通じて、ピアツーピア(P2P)による即時決済が可能となります。このシステムは、法定通貨や仮想通貨に対応したエコシステムを構築し、取引の透明性を確保するために全てのトランザクションを日々監視し公開します。

CEOのビジョン



CEO代理のヘンリー・ジェームス氏は、「我々の使命は、安心で安全、そして合法的な仮想通貨市場の入口を提供することだ」と語っています。また、CEOのエディ・アブラーモ氏は、「フィンクロスは仮想通貨と法定通貨との架け橋となります。規制の必要性やカストディに関する課題に真正面から取り組んでいく計画です」と述べています。

資金調達の計画



フィンクロス・インターナショナルは、民間資本調達を行い、2019年の初めにはトークンセール(ICO)を予定しています。参加者にはユーティリティトークン[Ticker: FNX]が配布され、彼らはフィンクロスのサービスを優先的に利用できる権利を得られます。

詳細はフィンクロス・インターナショナルの公式サイトをご覧ください。新たな金融革新が進む中、同社の動向から目が離せません。

会社情報

会社名
RUBIX Financial Group Limited
住所
Ebene, Mauritius Ebene, muLevel 2, Standard Chartered Tower
電話番号

トピックス(経済)

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