食品ロス削減イベント
2024-10-31 13:17:20

キユーピーとニチレイ、若手主導で食品ロスの削減イベント開催

食品ロス削減イベントの実施



2024年10月18日、キユーピーグループとニチレイフーズは共同で「食品ロス削減月間」に関連したイベントを実施しました。これらの企業は、若手社員が中心となって企画したこのイベントを通じて、食品ロス削減の意義を広めようとしています。

食品ロスの定義



食品ロスとは、まだ食べられるにもかかわらず廃棄されてしまう食品を指します。日本国内では年間約472万トンもの食品が廃棄されており、これは日本人が毎日一個分のおにぎりに相当する量です。食品ロスの削減は、企業や家庭、社会全体の取り組みが必要です。

イベントの経緯



このイベントは、双方の企業が以前から食品ロス削減を重要視してきたことから実現しました。特に、鳥インフルエンザの影響からイベントの実施が困難になっていた時期もありましたが、約2年の準備を経てようやく実現しました。

イベント内容



昼の部ではニチレイの従業員食堂で、製造過程で生じたブロークン商品や規格外品をそのまま食事として提供しました。夜の部には、キユーピーグループの社員食堂で、これらの規格外品を活用したアレンジメニューを12品提供しました。参加者からは「食べられるのに廃棄されるのはもったいない」などの声が上がり、食品ロスの現実を実感してもらいました。

参加者による経験と感想



約130名の従業員が参加し、実物の規格外品に触れることで、少しの傷やつぶれでも廃棄される現状に衝撃を受けた声が聞かれました。参加者は「味は良いので、捨てられるのが残念」といった意見を述べ、廃棄の減少に向けた新しい考え方を心に留めるようになったようです。

社員意識の向上と未来展望



この取り組みを通じて、企業としての意識を高めるための基盤ができたと感じています。キユーピータマゴの加藤健仁郎推進課長は「今後、他の企業とも連携し、より多くの規格外品の活用を目指していきたい」と話しています。一方、ニチレイフーズの佐藤唯さんは、啓発活動を進めており、今後も食品ロス削減を促進していく考えを示しました。

まとめ



今回のイベントは、単なる食事提供の枠を超え、両社が食品ロス削減に向けて具体的なアクションを起こす良い機会となりました。今後もサプライチェーンの中で、食品ロス削減に関する継続的な取り組みを進めていくことが期待されます。


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会社情報

会社名
キユーピー株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷1-4-13
電話番号
03-3486-3331

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