月面プラント計画
2026-07-22 19:35:14

JAXA事業に採択された日揮グローバルの月面プラント計画が描く未来

JAXA事業に採択された日揮グローバルの月面プラント計画が描く未来



2023年7月22日、日揮ホールディングス株式会社の海外EPC事業子会社、日揮グローバルが東京証券取引所のJAXA事業に採択され、月面推薬生成プラントの地上実証プラントの詳細設計や要素試作試験を実施することとなりました。この事業は、国際的な月面開発の流れを受けて、JAXAが掲げる2025年の国際宇宙探査シナリオ案に基づいており、2030年代には本格稼働を目指して進められています。

月面推薬生成プラントとは?


月面推薬生成プラントは、月面のレゴリス(研究者が月面の砂と呼ぶ物質)から水分を抽出し、宇宙探査で必要となる燃料の生成を行うための設備です。このプラントによって、月面での水資源の利用が現実になります。米国のアルテミス計画など、国際的な月面開発の動きも相まって、JAXAは次世代の宇宙探査に向けた準備を着実に進めています。

日揮グローバルの取り組み


日揮グローバルは、2018年から月面開発に向けた検討を開始し、2021年にはJAXAとの連携協力協定を締結しました。その後、約2年間にわたり月の水資源を利用するプラント構想についての研究を進め、必要な技術要素や研究課題の洗い出しを行い、実現に向けた計画を策定してきました。今回の新たな事業は、2025年度に受託した地上実証プラントの基本設計から得られた知見を活用し、より具体的な設計仕様および開発計画に取り組むものです。

実施内容と今後の展望


今回の業務では、主に以下の2点が重点的に実施されます。
1. 地上実証プラントの詳細設計
設計仕様の検討、運用に関連するリスク評価、実証環境の構築などが含まれます。また、海外宇宙機関との共同研究のための技術支援も行います。

2. 水抽出プロセスにおける要素試作試験
水抽出実験用のレゴリス試料の調製や保管に関する検討が進められ、月面の砂からの水抽出実験が実施されます。

日揮グループの歴史


1928年に設立された日揮グループは、以来プラント・設備の設計や建設において2万件以上のプロジェクトを手掛け、幅広い分野での経験を積んできました。過酷な環境下でのプロジェクトを成功させた知識と技術が、今回の月面プラント計画にも活かされていくことでしょう。

新たに策定した経営計画「BSP2030」では、さらに先を見据えたソリューションの提供を目指し、顧客と共に課題解決に挑んでいく姿勢が強調されています。

未来の宇宙探査へ繋がる道


この事業は、月面推薬生成プラントを実現するための重要なステップであり、JAXAの宇宙探査シナリオ実現に向けた基盤作りに貢献することが期待されています。日揮グローバルの取り組みが、未来の宇宙探査の展望を開く鍵となることでしょう。




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会社情報

会社名
日揮ホールディングス株式会社
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA
電話番号
045-682-1111

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