2025年冬休みの家族のお出かけ調査
2025年冬休みの家族のお出かけに関する調査レポートが発表され、子育て世代におけるレジャーの傾向が明らかになりました。国内最大級の子ども向けお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社が行ったアンケートによると、約7割の家庭が冬休み中にお出かけを予定しているという結果が出ています。
冬休みのお出かけ状況
調査によると、冬休みにおけるレジャー目的の外出予定がある家庭は74%。この中で、「日帰りのみ」という家庭が41%で大半を占めています。一方、「宿泊・日帰りどちらも予定している」と答えた家庭も21%となっており、宿泊を伴うレジャーへの関心も根強いことがわかりました。昨年の調査と大きな変化は見られず、宿泊を希望する家庭の割合は31%と安定しています。
宿泊予約の傾向
宿泊を伴うお出かけを計画している家庭に、宿泊予約のタイミングについて尋ねたところ、最も多かったのは「3か月以上前」の予約で26%を占めました。また、「半年以上前から予約」している家庭もあり、全体の9%を占めています。一般的に、1〜2か月前の予約を選ぶ家庭も多いことがわかりました。しかしながら、直前の予約を行う家庭も一定数存在し、2〜3週間前が11%、1週間以内の予約が6%という結果が出ています。
家族旅行で重視される条件
宿泊予約時にどのポイントを重視しているかを問うと、最も重視されているのは「価格」で70%となり、家族での宿泊はコストがかさむため多くの家庭が一定の気遣いを見せていることが伺えます。また、「立地・アクセスの良さ」が53%と高く、さらに「周辺の観光スポットやアクティビティの充実度」が39%に渡り、子ども連れの家庭が快適に過ごせるかどうかが選択に影響を与えることがわかります。
そのほかに「温泉や大浴場」や「客室の広さ・設備」が36%と33%と高く、滞在中の快適さも重視されています。食事の内容についても30%が関心を持つというデータが得られました。
冬休みのお出かけ先
冬休みにおけるお出かけ先として最も人気があるのは「テーマパーク・遊園地」で41%が回答し、寒い冬でも子どもたちが楽しめる主要なスポットとしての地位を確立しています。次に「公園・総合公園」が33%で、子どもたちが元気に外遊びを楽しむ姿が見られます。「温泉・スパ」への関心も27%に登り、リフレッシュしながら冬の魅力を体感できるスポットが人気を集めています。また、「ショッピング」も23%と気軽に行けるレジャーとして上位に入っています。
まとめ
この調査結果から、冬休み中のレジャー活動において子育て世代がどのようにお出かけを計画しているのかが浮き彫りになりました。約7割の家庭が冬休みを利用してレジャーを楽しむ意図を持ち、日帰りの出かけが主流であっても宿泊を伴う旅行の需要があることも示されています。宿泊予約は早めに行う家庭が多く、選ぶ際には価格やアクセス、それに子どもが楽しめるスポットなど多くの要素を考慮している様子です。冬休みも家族で楽しいお出かけを計画したいところです。
調査概要
調査方法: インターネットアンケート
調査地域: 全国
調査対象: 「いこーよ」会員
調査期間: 2025年11月27日〜12月3日
サンプル数: 448サンプル
出典: いこーよ総研