ソニーストアにContentsquare導入
ソニーマーケティング株式会社が運営する公式直販サイト「ソニーストア」に、Contentsquareのデジタル顧客体験アナリティクスが導入されることが決定しました。これにより、個々のお客様の志向に合ったパーソナライズドなオファーを提供し、コンバージョン向上を目指します。
このプロジェクトは、株式会社ギャプライズ(東京都千代田区)がContentsquareの導入をサポートする形で進められます。Contentsquareは、顧客行動の可視化を通じて、サイトの訪問者がサインインするまでの行動を詳細に分析することが可能です。これにより、具体的な改善点の仮説を有効に導き出すことが期待されています。また、サインインせずに離脱する訪問者の行動を分析し、障壁を取り除くことで、利用者がスムーズにサイトを利用できるように改善活動が行われます。
ソニーストアの顧客体験の向上
ソニーストアでは、次の4つの要素を基にしたサイト設計を重視しています。
1. 商品の体験価値の伝達
2. 周辺機器やサービスの紹介
3. 直販ならではの安心感の提供
4. 各顧客の興味に応じた提案
これらを通じて、訪問者に対して新しい商品やサービスを享受してもらい、安心感を持って購入を促進します。従来は、どの要素が購入にどのように影響を与えているのかを知るために、アンケート結果を待たなければなりませんでしたが、Contentsquareを導入することで、リアルタイムでの解析が可能となります。
実際にどのお客様が何を重視しているか、またそれがどのように異なるのかを瞬時に把握できるようになるため、サイト改善の速度が格段に向上する見込みです。ソニーストアはこれにより、さらなる顧客体験の革新を実現することができます。
Contentsquareの役割
Contentsquareは、デジタル体験分析のリーダーとして、顧客の行動や感情に注目した豊富なインサイトを提供します。これにより、ブランドは顧客との関係を深化させ、長期的な影響を与えることができます。日本国内でも、オイシックス・ラ・大地やカシオ計算機、ジャパネットたかたなど、多くの企業に採用されています。
今後の展望
ソニーストアのリテールセールス&マーケティング本部の佐藤淳氏は、解析の合理性と即時性の向上を期待しており、これにより、長期的な改善活動が推進され、顧客に対するより楽しく洗練されたショッピング体験を提供することを目指しています。Contentsquareとギャプライズの共同プランは、今後のデジタルショッピングの未来をどう変えるのか、注目が集まります。
企業情報
例えば、株式会社ギャプライズは2012年以降、国内のエンタープライズSaaS市場において革新的なテクノロジーを提供し続けています。彼らは、顧客に合わせた最適なソリューションを提供することで、多様なニーズに応えています。
Contentsquareとギャプライズが手を組むことで、ソニーストアは今後ますます多様な顧客のニーズに応えることができるようになり、デジタルショッピングの新たなスタンダードを築くことが期待されています。