JmeesがMICCAI Challenge 2025で世界1位を2年連続で達成！

Jmeesが再び世界の頂点に

株式会社Jmees（千葉県柏市）が医用画像処理とコンピュータ支援外科の権威ある国際カンファレンスであるMICCAI (Medical Image Computing and Computer Assisted Intervention)の「MICCAI Challenge 2025」で、2つのタスクにおいて世界1位を達成しました。これにより、Jmeesは合計で7つのタスクにおいて3位以内に入賞するという素晴らしい成果を挙げました。

MICCAI Challenge 2025の概要

MICCAI Challengesは、毎年世界中から有名な大学や研究機関が参画し、医療画像認識技術の進化を促進するために多様なタスクが設けられています。今年のMICCAI Challengeでは、全47のチャレンジが行われ、その中の特に注目される3つが「Lighthouse Challenge」として選ばれました。これらは設計品質、データの信頼性、臨床への影響が極めて重要とされる競技です。Jmeesはそのうちの一つである「SAGES CVS Challenge」に参加し、大規模データセットをもとに、胆嚢摘出術の安全な実施に必要とされる基準をAIが評価するというタスクで高い評価を受けました。

主催者が提供したデータセットには、57の国から収集された1,000件の手術動画が含まれており、参加者はこれに基づいて堅牢で信頼性の高いAIソリューションの開発を求められました。Jmeesは14チームの中から第2位の精度を達成し、さらには「OSS Challenge」においても第1位の精度を記録するなど、合計7つのタスクで上位に位置しました。

Jmeesの実績と技術力

Jmeesは、2022年からMICCAI Challengeに参加を始め、これまでに18回の上位入賞を果たしています。2025年においても前年に続き、2つのタスクでの第1位を達成するという連続した偉業を成し遂げました。エンジニアチームは「情報革命で外科の常識を創り変える」というビジョンのもと、日夜AI手術支援システムの開発や精度の向上に努めています。特に、内視鏡手術映像のリアルタイム解析を行う技術においては、臓器の位置を正確に可視化する力があります。

株式会社Jmeesについて

株式会社Jmeesは、国立がん研究センター東病院の外科医とAIエンジニアによって設立された「国立がん研究センター発ベンチャー」として認められている、成長著しい企業です。Jmeesが開発したAI手術支援システム「SurVis」シリーズは、2024年8月に薬事承認を受けた「内視鏡手術支援プログラムSurVis-Hys」で、内視鏡下での手術において重要な部位をAIが検出し、医師を支援する役割を果たします。