Bithumb Wallet、日本進出へ
2023-09-26 18:44:47
Bithumb Burrito Wallet、日本市場狙いでOasysと提携しWeb3.0エコシステムを拡大
Bithumb Burrito Wallet、日本進出を本格化
ブロックチェーン企業、Rotondaが運営する「Bithumb Burrito Wallet」が、日本市場への進出を本格的に開始することが発表されました。このサービスは、Web3.0に特化したデジタル資産ウォレットプラットフォームであり、今後の展開が大いに期待されています。
Oasysとの提携
Bithumb Burrito Walletは、日本のゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」との戦略的パートナーシップを締結しました。Oasysは、日本を拠点としたWeb3.0ゲームプロジェクトであり、ブロックチェーンゲームの開発環境の改善に努めています。特に、取引速度、手数料、セキュリティに注力している点が評価され、多くの著名なゲーム会社と提携しています。
Oasysは既にバンダイナムコ、セガ、スクウェアエニックス、ネットマーブル、Ubisoftなどの企業と連携し、昨年12月からはメインネットの運用を開始。ここまでに約40タイトルがそのプラットフォームで稼働しています。
今後の展開
両社はまず、「Bithumb Burrito Wallet」内にOasysのメインネットを組み込む作業から始めます。この連携により、大人気IPゲームへのアクセスが可能となり、ユーザーの利便性が向上すると期待されています。具体的には、SEGAの「三国志」やEpic Gamesの「Dark Throne」などの有名タイトルが支援される予定です。
また、DApps(分散型アプリケーション)との統合や、新規ユーザー獲得を狙ったイベントやキャンペーンも計画されています。これにより、Bithumb Burrito Walletの利用促進や、Oasysのエコシステム全体の拡大が図られる見込みです。
Bithumb Burrito Walletの関係者は、「日本政府がクリプト規制の緩和に動き出している今、このパートナーシップは非常に重要な基盤を築くチャンスです」と述べています。さらに、「引き続き、ブロックチェーン技術の普及とエコシステムの拡大を目指し、世界のプロジェクトと共に取り組んでいく方針です」と話しました。
マルチチェーンウォレットの特徴
Bithumb Burrito Walletは、ビットコイン、イーサリアム、BNBチェーン、ソラナ、ポリゴンなど、合計11のブロックチェーンメインネットをサポートしており、1400以上の暗号資産を一元管理することができます。このウォレットは、携帯電話番号を利用して簡単に会員登録ができ、複雑なウォレットアドレスを必要とせず、連絡先を使って暗号資産の取引が行える点が特徴です。
また、友人や指定のIDを使っての送金やスワップ、非代替性トークン(NFT)の転送もスムーズに行えます。この際、送金の際には確認リクエストを求める確認署名が必要となるため、誤入金のリスクが軽減されています。これにより、ユーザーエクスペリエンス(UX)の向上が期待されます。
Bithumb Burrito Walletが目指す新たな暗号資産取引の形が、今後どのように発展していくのか、注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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Rotonda Co., Ltd.
- 住所
- Gangnamgu, Seoul, 大韓民国Teheranro 20gil 9、 5F
- 電話番号
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