ザンビア共和国のルサカ郵便局に中古車専用フロアが誕生
2025年7月11日、ザンビアの首都ルサカに位置するザンビア郵政公社(ザンポスト)のルサカ郵便局にて、ビィ・フォアードの公認エージェントであるBFZ Trading Ltdが、専用の中古車販売フロアを新たに開設しました。この取り組みは、ザンビア全土での中古車販売サービスの提供を強化し、地域のニーズに応えるための重要な一歩を示しています。
専用カウンターの設置
これまで中古車の販売は、郵便局内の一部の窓口で行われていましたが、今回のリニューアルにより、ルサカ郵便局の2階全体をBFZ Trading Ltd専用のフロアとして活用することとなりました。新設された専用カウンターは9窓口設けられ、BFZ Trading Ltdのスタッフが常駐し、より専門的なサービスを提供します。さらに、首都ルサカを中心に、カブウェ、ムクシ、チパタ、リヴィングストン、カサマの6都市でも同様の専用カウンターが開設され、今後は全146支店での展開を目指しています。
便利なワンストップサービス
新しい窓口では、中古車販売に加え、車両配送の手配なども可能になります。ザンポストは、各地に拠点を持つため、地方の顧客にも便利に利用していただける環境を整えていく方針です。将来的には、車両の登録サービスや送金、通関業務を一括で行えるワンストップサービスの展開を目指し、より多くの利用者に対して便利なサービスを提供していきます。
過去の取り組みと新たな提携の意義
ビィ・フォアードとザンポストは2014年に中古車販売業務の代理店契約を結び、当時はザンビア国内の18か所の郵便局でサービスを提供していました。ザンビアは内陸国であり、輸送の際には地方へのアクセスが課題となっていましたが、郵便局のネットワークを通じてそれらを解決してきました。新たに開設されたフロアは、その延長線上にある革新的な取り組みと言えます。
権威者のコメント
開設式典には、ビィ・フォアードの取締役水山英一が出席し、「今回の提携を通じて、ザンビアのお客様に新たなサービスやプロモーションを提供し、お客様の利便性向上と新しい雇用の創出に貢献したい」と述べました。さらに、ザンビア技術科学省のブリリアント・ハビーンズ氏も「今回のサービス一元化は国民の利便性向上に寄与し、他の分野でも応用できる」と強調しました。
ザンビアの郵政サービスについて
ザンビア郵政公社は1896年に創設され、現在では146の支店を持つ国営企業です。郵便・宅配サービス、国際送金など多様な業務を展開しており、今回の専用フロア開設はそのサービスの質をさらに向上させるものとなります。ビィ・フォアードとの提携により、顧客体験の向上や革新的なサービスが期待されています。
この新たな試みは、地域経済の活性化だけでなく、ザンビアの自動車市場にも大きな影響を与えることでしょう。今後の展開にますます期待が高まります。