新たな健康経営のカギ『アルコールと健康』を学べるeラーニング開講

健康経営を促進する新eラーニングコースの開始

株式会社日本能率協会マネジメントセンター（JMAM）が、2024年9月30日から新しいeラーニングコース『健康経営18、セルフチェック18 アルコールと健康』を開講します。このプログラムは、企業が社員の健康を重視する「健康経営」に向けた取り組みの一環として位置づけられています。

健康経営の重要性

少子高齢化が進む中、企業は社員の健康を守ることが求められています。特に、健康経営は経営戦略の中で重要な役割を果たすようになり、多くの企業が「健康優良法人」の認定を目指す傾向が高まっています。この流れの中、企業が各自の健康への意識を高めるための教材やツールの必要性が増しています。

アルコールに関する意識の醸成

今回のeラーニングコースは、飲酒の影響を理解することを目的としています。国際的な機関は、飲酒が健康に及ぼす影響、特にがんとの関連性を警告しています。日本国内でも、国立がん研究センターは飲酒を控えることががん予防の一つと提言しており、厚生労働省は適切な飲酒量を明示した「飲酒ガイドライン」を設定しています。この新しいコースでは、これらの情報を元に、飲酒への理解を深め、自分に合った飲み方を考えることができるように設計されています。

コースの内容と構造

プログラム概要

このeラーニングには、以下のようなカリキュラムが用意されています：
1. お酒に酔うとは何か
2. 健康への影響
3. 注意が必要な飲酒者
4. 自分の飲酒習慣をチェックする
5. 健康的な飲み方を学ぶ

このような内容を通じて、受講者はお酒が身体に与える様々な影響や、それに基づく適切な飲酒のあり方について理解を深めます。プログラムは通常30分で完了し、最短15分での実施も可能です。また、ビジネスパーソンを主な対象としており、会社全体での健康意識の向上を図ります。

セルフチェック機能

さらに、もう一つのコース『セルフチェック18 アルコールと健康』では、飲酒に関連する知識を自分自身で確認できるテストも用意されています。この短いプログラムは、10分未満で受講可能で、忙しいビジネスパーソンにとって有効活用しやすい内容です。

eラーニングを通じての健康づくり

JMAMの提供するeラーニングライブラリは、法人向けの教育ツールとして様々なプログラムがそろっており、利用者は1年間にわたり、何度でもアクセスできる柔軟さがあります。これにより、各社のニーズに合わせた統一的な教育が実現できます。

今後も、JMAMは「成長に寄り添う。」をモットーに、企業や個人が健康で充実した生活を送るための支援を続けていくことを目指しています。新しいコースを通じて、社員一人ひとりが自分の健康について再考し、より良い職場環境を作っていく一助となることが期待されています。