地域の高校生が九州大学に挑む!私立明豊高校「九大専科」プログラム
最近、大分県の私立明豊高校から、九州大学や大阪大学に現役で合格した生徒が誕生しました。この成果は、東大生メンターが個別指導を行う「九大専科」という特別なプログラムのおかげです。プログラムを運営する株式会社カルペ・ディエムは、地方高等学校と手を組み、地方の生徒たちに大学進学の機会を提供しています。
「九大専科」とは?
「九大専科」は、明豊高校が困難な国公立大学への合格を目指す生徒のために開設した特別進学クラスです。このプログラムでは、現役東大生がメンターとなり、個別面談を通じて生徒の学習を支援します。具体的には、特別講座、カルテ管理、日常のサポートが含まれています。
地方高校の抱える課題
近年、地方では少子化や教員不足、進学指導の高度化が進み、一人ひとりの生徒への丁寧な指導が難しくなってきています。難関大学の受験情報は都市部に集中しているため、地方の生徒は材料不足に悩みがちです。「頑張りたいが、何をすれば良いのかわからない」という生徒の声を受け、カルペ・ディエムは地元の教育に新しい風を吹き込みました。
プログラムの特徴
- - 独立した指導体制:トップ層の生徒は大学生メンターによる個別指導を受けられ、一般的な授業を受ける生徒も同じように周囲と一緒に底上げを図ります。
- - 個別面談の重要性:現役大学生メンターは、生徒に対して教師とは異なる距離感で接し、きめ細かいアドバイスを提供します。
- - 学習カルテの活用:3年間の学習と面談記録を個人カルテとして管理し、自分の成長を可視化していきます。
この特進クラスでは、何もなかった状態から全員が難関大学合格を希望できる環境を目指しています。
成果の実例
2023年の2期生11名の中からは、九州大学に合格した高島 廉さんや、大阪大学に進学した古市さんなどがいます。高島さんは、入学時には偏差値50前後の位置にいましたが、個別指導を通じて意欲的な学習へと変わり、合格を果たしました。古市さんは自ら大学を選ぶ際の視点を持ち、他の生徒の励みになっています。
教員の声
担任を務める松田英樹先生は、「生徒同士の信頼関係が強まり、個別の面談を通じた支援が生徒にとって貴重であった」と語ります。生徒たちの目標を明確にし、彼らが達成感を持つことができるような支援が求められています。
今後の展望
カルペ・ディエムは、「九大専科」の成功を受けて、プログラムの拡大を計画しています。新入生への早期発掘や他校へのモデル展開が期待されており、地方の教育機会の拡充を目指しています。
まとめ
このように、私立明豊高校の「九大専科」は、地域の高校生が積極的に難関大学を目指す新しい道を切り開いています。地方からの挑戦を続ける生徒たちの未来に注目です。