川口市の地域貢献に認定された医療法人社団Sunnyの取り組み

医療法人社団Sunny、川口市から地域貢献事業者に認定

埼玉県川口市に拠点を持つ医療法人社団Sunny（理事長：若林大樹）が、川口市の「地域貢献事業者認定制度」において2025年度の地域貢献事業者に正式に認定されました。この認定制度は、地域社会に貢献する事業者を川口市が公式に評価するもので、ソーシャル・トラストの向上や市内産業の活性化を促進することを目的としています。

医療法人社団Sunnyの地域貢献の姿勢

Sunnyは、「365日こどものミカタ」を理念に掲げ、川口市の子育て世帯を広く支援するさまざまな取り組みを行っています。具体的には、365日の診療を提供し、年間で約14万3,100人の患者を受け入れています。また、病児保育室を併設することにより、急な体調不良や共働きの家庭への支援を行い、地域に密着した医療サービスの提供に努めています。

さらに、埼玉高速鉄道の7つの駅に設置されている完全個室のベビーケアルーム「mamaro（ママロ）」の提供にも協力しており、地域の育児を支えるために安心できる環境を提供しています。これにより、授乳やおむつ替えなどが気軽にできる場所を提供し、子育てに対するサポートを強化しています。

幅広い支援体制の構築

Sunnyは、医療提供にとどまらず、地域との連携を強化し、地域イベントの開催や専門外来（助産師外来など）の開設、予防接種や乳幼児健診の実施など、総合的な子育て支援を行っています。特に、川口市が掲げる「子どもから大人まで個々が輝くまち」「市民・行政が協働するまち」というビジョンに合致した取り組みが評価されて、今回の認定につながったとしています。

川口市における子育て課題とSunnyの役割

近年、川口市では共働き世帯が増加し、子どもが急に体調を崩した際に適切な受け皿を持たない家庭が多くなっています。このような社会状況において、Sunnyの存在はますます重要となっています。特に、病児保育の提供や365日診療体制、専門外来を整備することで、地域の「セーフティネット」としての役割を果たしています。

さらに、院内での子育て教室や地域イベントの開催、行政との情報連携も進めており、医療の枠を超えた地域社会とのつながりを深める活動に力を入れています。今後も、地域のニーズに応じた多様な取り組みを進めていく方針です。

認定を受けた若林理事長のコメント

このたびの認定に対し、若林理事長は「川口市地域貢献事業者として認定されたことを光栄に思います。これは、Sunnyの実績だけでなく、地域のお子さまとご家族に寄り添っているスタッフの努力の賜物です。医療は診療だけでは完結しません。家庭や地域と協力し、子どもが健やかに成長できる環境を整えていくことが重要だと考えています」と述べています。