スタートアップワールドカップ2025 九州予選でトイメディカル株式会社が優勝！

スタートアップワールドカップ2025 九州予選

2025年5月23日、熊本市の熊本城ホールにて、スタートアップワールドカップ2025の九州予選が行われました。このイベントには、熊本を含む九州各地から2000名以上の観客が集まり、熱気に溢れた一日となりました。加えて、自地方のスタートアップ企業や地域の自治体が参加するなど、多様なプレーヤーによる新しいビジネスの創出を促す重要な場となっています。

競争を制したトイメディカル株式会社

九州予選には、日本全国から100社以上のスタートアップが応募し、厳正な書類審査をクリアしたファイナリストたちがピッチを行いました。見事に優勝の栄光を手にしたのは、トイメディカル株式会社です。同社の「塩分オフセット技術」は高く評価され、社会的な意義も非常に大きいと認められました。トイメディカルは、日本代表として10月にサンフランシスコで開催される世界決勝戦へと進出します。

トップ3企業の発表

1位のトイメディカルに続き、2位には二酸化炭素の回収・再資源化技術を手がける株式会社JCCL、そして3位に骨形成の希少難病治療に取り組むPuRECがそれぞれ名を連ねました。

- 第1位: トイメディカル株式会社
- 第2位: 株式会社JCCL
- 第3位: PuREC株式会社

ご来賓と特別ゲスト

この日は、在福岡米国総領事館のRob Force領事や熊本県知事の木村敬氏も駆けつけ、イベントを盛り上げてくれました。さらに、熊本市のキャラクター「ひごまる」と「くまモン」もスペシャルゲストとして参加し、会場の雰囲気を一層華やかにしました。

パネルディスカッションでの議論

大会中には、著名な審査員たちを招いてのパネルディスカッションも実施されました。「日本から世界的なユニコーンが生まれるか」とのテーマを元に、日本のイノベーション環境について様々な視点から意見が交わされました。

また、前回のスタートアップワールドカップ決勝戦に出場した企業の代表者によるトークセッションもあり、彼らの体験談や今後の事業展開についても興味深い議論が繰り広げられました。

九州予選の今後の展開

スタートアップワールドカップ2025日本予選は、九州以外にも東京と東北でも予定されています。東京予選は7月18日に、東北予選は8月22日に開催されます。各地域のスタートアップがこの競争を経て、世界大会に進む機会を得ることを期待されています。九州予選を制したトイメディカルと共に、どの会社が次に世界の舞台に立つことになるのか、今から楽しみです。

スタートアップワールドカップ2025 東京予選

- 日程: 2025年7月18日
- 会場: グランドハイアット東京
- 公式サイト: 東京予選情報

スタートアップワールドカップ2025 東北予選

- 日程: 2025年8月22日
- 会場: 東北大学百周年記念会館
- 公式サイト: 東北予選情報

まとめ

スタートアップワールドカップは毎年世界中から革新的なスタートアップが参加し、注目されるイベントです。九州予選もその一部として、多くの期待と可能性を秘めた企業が共演する舞台となっています。今後もこのようなイベントが日本のスタートアップエコシステムを盛り上げ、国際的なビジネスチャンスを創出することを願っています。