フォントとビジネス
2025-09-04 11:37:09

フォントの使い分け、ビジネスシーンの印象を左右する調査結果

フォントの使い分けがビジネスシーンの印象を変える



株式会社モリサワから発表された「フォントに関する意識調査」の結果が注目を集めています。この調査は、働く男女500名を対象に行われ、フォントに対する意識や実際の使い分けについて掘り下げました。

シチュエーションによるフォントの使い分け



調査の結果、約45%の人がシチュエーションによってフォントを使い分けていることが明らかになりました。これは特にプレゼン資料や報告書、謝罪文などのビジネスシーンで顕著です。年代別に見ると、20代の使用分け率が47.2%、30代で51.2%と、若年層に多く見られる傾向がありました。自分の好みのフォントを使う理由としては、見やすさが66.5%の支持を得ており、続いて好みのフォントがあるから(33.9%)、適性を感じるから(26.3%)という意見が寄せられました。

ビジネスシーンでのフォント選択



ビジネスシーンにおいて好まれるフォントを調査した結果、「明朝体」が特に人気で、謝罪文やビジネスメールなどで選ばれることが多くなっていました。その他に、プレゼン資料や財務資料でも高い評価を得ていました。一方、LINEやSNSでは「ゴシック体」や「丸ゴシック体」のような柔らかい印象のフォントが好まれる傾向があります。

違和感を覚えたシチュエーション



調査でも、フォントに違和感を覚えたことがあると答えた人は全体の32.8%に達しました。具体的には、「ビジネスメール」(36.0%)や「謝罪文書」(32.3%)での違和感が多く報告されています。実際の意見では、「ビジネスのメールにも関わらず遊び心満載なフォントに誠実さが伝わらない」といった声が多く寄せられました。

好きなフォントランキング



男女別・年代別で好きなフォントを問うと、全体で「明朝体」が最も人気(35.2%)で、続いて「ゴシック体」(18.8%)、「手書き書体」(14.4%)が続きました。特に「明朝体」は見慣れた印象を与えることから、好まれることが多いようです。年代ごとに見ると、20代は「ゴシック体」を好む傾向があり、40代や50代では「手書き書体」や「UD書体」が支持されています。

フォントの知識の普及



興味深いのは、フォントに関する知識があまり浸透していないことです。調査では、フォントの異なるタイプに対する認知度が低く、「知っている」と答えた人はわずか3.6%にとどまりました。これを受けて、モリサワは「QuizKnock」と連携したクイズコンテンツを通じて、フォントの重要性を学べる機会を提供しています。

大阪・関西万博と共に進化するフォント



モリサワは「大阪・関西万博」のPRブロンズパートナーとしても協賛しており、フォントを使った新しいコンテンツが展開されています。その中には、フォントを選んで作成できる「フォント de スタンプ」などがあります。オリジナルのデジタルスタンプ制作が可能で、フォントの楽しさを体感できるプラットフォームとしても注目されます。

まとめ



今回の調査を通じて、フォントの使い方がビジネスシーンや日常生活において重要な役割を果たすことが改めて認識されました。また、モリサワの取り組みによって、フォントに対する理解が広まり、より多くの人がフォントの良さを実感することが期待されています。今後もフォント選びに気をつけ、ビジネスシーンでの印象を大切にしていきましょう。


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会社情報

会社名
株式会社モリサワ
住所
大阪市浪速区敷津東2-6-25
電話番号
06-6649-2151

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