オンライン市民公開講座のご案内
この度、12月5日(土)にオンライン市民公開講座が開催されます。テーマは「社会的処方とは-孤立という病と日本での解決法-」。医療の現場で深刻化している「孤立」という問題にスポットを当て、解決策について考える機会です。
講師の紹介
講師を務めるのは、川崎市立井田病院かわさき総合ケアセンターの腫瘍内科および緩和ケア内科の医長であり、一般社団法人プラスケアの代表理事でもある西智弘先生です。西先生は、医療現場での豊富な経験をもとに、孤立がもたらす影響や、それに対する「社会的処方」の重要性についてわかりやすく解説します。
講座の詳細
- - 日時: 令和2年12月5日(土)13:30~15:00
- - 開催方法: Zoomを使用したオンライン形式
- - 参加費: 無料
- - 申し込み: 事前申込が必要で、締切は11月30日(月)です。参加希望者はこちらから申し込みを行ってください。
地域におけるがん医療の重要性
「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)」養成プランについても触れます。このプランは文部科学省の補助事業として、和歌山県立医科大学が大阪大学と連携し、兵庫県立大学や奈良県立医科大学、京都府立医科大学、大阪薬科大学、神戸薬科大学とともに近畿7大学の連携によるチーム医療を推進しています。各大学が独自の強みを活かしながら、地域のがん医療の向上を目指す取り組みが進められています。
孤立と社会的処方
社会的処方とは、医療機関が患者に対して、医療だけでなく地域の資源や支援を活用する方法を指します。この方法は特に、孤立を抱える人々に対して有効であることが示されています。孤立は心身にさまざまな影響を及ぼすため、適切なサポートを受けることが重要です。
参加をお勧めします
この講座は、医療従事者はもちろん、一般の方々にも非常に有益な内容です。孤立が身近に感じられる方や、地域の健康づくりに関心がある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。社会的処方の実際の利点や具体的な事例について学ぶことで、今後の地域での支援のあり方に新たな視点を与えてくれることでしょう。参加申し込みはお早めにどうぞ。